第13話 スカイハイ・キャットファイト
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く」
「……私は信じていただけですよ。彼女が持てる強さを」
この結末を最初から予見していたのではないか。そう訝しむアーマンドに対し、リュウジは朗らかに笑いながらそう答えていた。
(……そう。そんな彼女と共に歩んでいけるから……オレは、今もここに居たいんだ。かりん)
そんな胸中の思いを、心の中だけに残し――巨大な時計塔を見上げる黒い瞳には。全てのプライドを砕かれ、恋敵と憎んだ少女の胸で泣き縋る義妹の姿が映されていた。
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