第12話 オンナとオンナの前哨戦
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生きていく君の家族を、見守ってあげて欲しいんだ)
「よし。2人とも、準備はいいな」
「はい。いつでも行けます」
「……当然」
横一列に並び、飛行ユニットを展開する2人の姫君。その後ろ姿を、リュウジは静かに見守る。
「――用意、始め!」
(魂のままでもいい。生まれ変わっても構わない。だから――どうか。いつまでも。義父さん達を支えてあげてくれ)
そして――義父の合図と同時に、鮮やかなジェットの軌跡を描いて飛び去って行く義妹を、無言で見送っていた。
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