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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第4話 1人の男と1人の女の子のお話
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持ってるのか!?」
「まあな、だが安心しろお前らみたいな奴等にデバイスは使わねえからよ」
「コイツ………!!」

余りにも舐め腐った態度にテロリストも怒りが表に現れ始めた。

(今なら………!!)

既に緩めていた縄を完全に解き、倒れている男に静かに近づくなのは。

(せめてレイジングハートを手にすれば………)

ゆっくり、ゆっくり近づきていく。

「この野郎!!」
「ふん!!」

そんな中、バルトマンは素手で次々とテロリスト達を沈めていった。
そして3人目もデバイスの刃を避け、カウンターで腹部に拳を入れた。
もちろん電撃付きで。

「くそっ、弱すぎて話にならない………」

横から来る魔力弾を見向きもせず避け、そう呟く。

「さて、後は………」

そう言って残りの2人のテロリストを見る。

「くそっ、何て化け物だ………」
「こうなったら………」

そう呟きながらリーダー格の男は懐から小型の機械を取り出す。

「爆破して全て破壊して………うおっ!?」
「させない!!」

リーダー格の男をピンクの輪が縛り、動けなくした。

「管理局です!!投降してください!!」

そして最後にフェイトがやって来て、テロリスト達は投降したのだった………











「バルト〜!!」
「………はぁ」

ヴィヴィオに抱きつかれたながらため息を吐くバルトマン。
不完全燃焼な状態で鬱憤を完全に晴らせてないバルトマンはモヤモヤとした感情を残し憂鬱になっていた。
フェイトが来た後、直ぐに他の管理局員がやって来てその場を制圧。
爆弾も無事処理され、人質も無事開放された。

開放されたヴィヴィオは直ぐにバルトマンに抱きついた。
しかしバルトマンは無表情でその場に立ち尽くしている。

「何?私に会えて嬉しくないの!?」
「お前なんてどうでもいい、それよりも俺のこのモヤモヤをどうにかしてくれ………」
「うん?」
「………お前に話した俺がバカだった」

「あの………」
「あっ、さっきのお姉さん!!」

そう言ってヴィヴィオはなのはの方に走っていきそのまま抱きついた。

「初めまして、私高町なのはって言います。助けてくれてありがとうございました。だけど………」
「何だ?」
「何であんな無茶を?」
「無茶?あんな奴ら相手にか?バカ言うなよ、あんな奴等との戦いで何処に無茶があった?」
「あなたの子供もいたんですよ!?もし人質にされたらどうするつもりだったんですか!?」
「どうするもこうするもぶっ潰す、それだけだ」
「本当にそう思ってるんですか………?」
「それ以外何がある?」
「何て無鉄砲な人!!ヴィヴィオちゃんがどうなっても良いですか
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