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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第4話 1人の男と1人の女の子のお話
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…いざとなったら………」

そう呟いてフェイトはバルディッシュを構えるのだった………










(そう、出てこなくて正解だ。中々冷静な嬢ちゃんだな)

子供広場に行く途中、潜んでいる魔導師を発見。
あの場に出てこられたら足手まといになると思ったバルトマンは大きく息を吐いた。

(これでいい、でなければ意味がない)

これはヴィヴィオを助ける為ではない、自分の憂さ晴らしの為だと言い聞かせる。

既に相手のテロリスト達も警戒し銃を構えている。

「面白い、そんな安っぽい銃で俺を殺す気か………」
「誰だお前!!」

「バルト!やっと迎えに来た!!遅いよ!!」
「ヴィヴィオちゃんのお父さん………?」
「やかましい、ガキ!それにそこの姉ちゃん、そのガキは俺の娘じゃねえよ」
「で、ですよね………少し若いなって思ってびっくりしました」
「パパです!!」
「違うってんだろ!!その呼び方やめねえと俺は1人で帰るぞ!!」
「い〜や〜だ!!」
「だったらパパって呼ぶの止めやがれ!!」

「ちょっと喧嘩は………」」

ヴィヴィオだけでなくなのはまでテロリスト達を無視して会話をし始める。
当然テロリスト達は………

「ふざけるなあああああ!!!!」

怒り、全員銃をバルトマンに向けた。

「いいねえ!!そうこなくっちゃな!!やろうぜ殺し合いを!!」

獣のように低い体勢からバルトマンは地面を思いっきり蹴った。

「撃てえええ!!!」

テロリストのリーダーからの命令で一斉に発砲するテロリスト達。

「凄い音〜!」
「ヴィヴィオちゃん、伏せて伏せて!!」

他の子供は怯えてその場にうずくまっているのにも関わらず、ヴィヴィオだけが拍手をする。
なのはが慌てて無理やり伏せさせるが相変わらず興味があるのか見ようと隙を見ては立ち上がろうとする。

「うぐっ!?」

そんな中、獣の様な動きで銃弾を躱しつづけたバルトマンは1人のテロリストの銃を手刀で落とし、その顔面を思いっきり掴んだ。

「くっ!?」
「おっと、撃つなよ」

その男を持ち上げ盾にするバルトマン。
それを見て渋々銃を降ろすテロリスト達。

「マシンガンならともかく連射が出来ない銃で俺を殺せるかよ。………まあ例え連射出来る銃でも俺は殺せないがな」
「化け物………」
「だが魔法ならどうかな………?」

そう言ってそれぞれデバイスを展開するテロリスト達。

「ほう………質量兵器だけならまだ手加減したがデバイスを使うならこっちも少し本気出すかな………」
「ギャアアアアアアア!!!!」

掴まれた男が大きな電流と共に大声を上げて気絶した。

「電流………?お前、電気変換気質を
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