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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:17 震えるハート
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クロノがコンロを設置するとミキとユキナが二人がかりで炭の入った箱を持ってきた
「サンキュ、重かっただろ」
「いえ、二人で持ったし大丈夫です」
「クロノさん!こっちも準備できました」
チグサの用意したテーブルの上には食材と調理器具が
「サンキュ、後は俺がやっとくからお前たちは遊んできていいぞ」
「えっ、でも………」
エプロンを結びながらクロノはミキに笑いかけた
「気にすんな、今日の主役はお前たちなんだから」

カズヤたちもカムイが自宅でパーティを開いてくれていた
現在はエミがキッチンで料理をしている
「あきら〜めないで〜、ま〜だみえな〜い、飛び越えた、さっきに〜」
上機嫌に鼻歌を口ずさみながら待つハルカ
そんなハルカの正面に座るカズヤとタイチにカムイが声をかけた
「よかったな、約束を守れて」
「はい、これからは次の目標に向けて頑張ろうと」
「次の目標?」
首を傾げるカムイに対し拳を握るカズヤ
「もちろん………頂点です」

黒いボクサータイプの海パンを履いたタツマがハイメと共に壁に寄りかかって待っていた
「っせぇな、いつまでかかってんだ」
「そう言わない、女の子の支度は時間がかかるものだよ」
「あっ!居た居た!」
「ちょ、ミツキ、そんなに引っ張らないでよ」
ミツキの声が聞こえそちらに振り返るタツマ
「おっせぇぞ、いつまで………」
水色のワンピース水着を着たミツキがフリルスカートのついた赤いタンキニを着たミライの手を引いてこちらに来ていた
その姿にしばし呆然となるタツマ
「あれっ?もしかして私たちの水着姿に見とれてた?」
「なっ、んなわけねえだろ」
真っ赤になって否定しているタツマの横でハイメは二人の水着姿に目を輝かせていた
「まさにエンジェル………二人とも………まぶしすぎるよぉ!」
そう叫んでハイメは胸を押さえながらその場で倒れた
「つか、トコハさんはどうしたんだよ」
「ああ、すぐに来ると………」
「ほーら、二人とも慌てないの」
そう言って赤いビキニを着たトコハがやってきた
その姿に見とれ再び呆然となるタツマ、今度はミツキが声をかけても何の反応も返さない
「なんか納得いかない〜」
「しょうがないよ、私たちまだまだ子供なんだし」
「私モデルなのに〜」
不服そうなミツキを宥めるミライ

バーベキューを楽しむミキ達
クロノが下ごしらえを終えた串を手際よく網に置いていく
「どんどん食べてくれ、せっかくのお祝いなんだからな」
「「ありがとうございまーす!」」
出来上がった串を片手に礼を述べるミキ達
おいしく焼きあがったお肉と野菜に舌鼓を打っていた

カズヤたちもエミが用意してくれたお祝いのご馳走に舌鼓を打っていた
「にしても、頂点とは大きく出たな、お前らの年で頂点と
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