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『ある転生者の奮闘記』
TURN44
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かりました。どうせ断っても無理でしょうからね」

「分かってくれて助かる。艦名は三笠だ」

「分かりました、狹霧雪風。戦艦三笠の艦長職を拝命します」

「おぅ」

 俺は東郷長官に敬礼をして長門を退艦した。



「……で、何でブル○ノアやねん」

「YAMAT○2520のブルー○アをイメージして作った。パーペキだろう?」

「それは勿論や」

 三笠はブルー○アそのままやった。ただ主砲は短砲身を搭載しておりYAMAT○2520のブルーノ○やけど……。

「慣熟訓練は少ないけど五時間だ」

「それくらいなら十分や」

 俺は茂にそう言って三笠に乗艦して慣熟訓練を行った。そして翌日、超戦艦部隊で編成された連合艦隊はブラックホールへと向かうのであった。

「俺達の宇宙とはまた違うな」

「そうですねぇ」

 俺の呟きにシャルロットが答える。外の世界は灰色やしなぁ。

「長門から電文。囮に出したラムダスが二時の方向に向かったようです」

「よし、進路を二時に」

「ヨーソロー」

 連合艦隊は二時の方向に進路を取り、突き進む。そして……。

「レーダーに反応ありッ!! ラムダスですッ!!」

「向こうは歓迎する気みたいやな。数は?」

「凡そ五万」

 今まで比べると多いな。やっぱ本拠地やからやろな。

「砲雷撃戦用意やッ!! 三笠の凄さをラムダスに思い知らせろやッ!!」

「全武装オールグリーン、何時でも撃てますッ!!」

「撃ちぃ方始めェッ!!」

 連合艦隊は一斉に砲撃を開始する。連合艦隊の砲撃は今までの艦船より十倍は勝っていた。

 そしてラムダスの掃射は二時間で終了して超戦艦の威力を思い知らした。

「……流石はアドルフ総統やな……」

 超戦艦のHエンジンを開発したのもアドルフ総統やし、アドルフ総統がいなければ人類はラムダスに喰われていたな。

 攻撃後、連合艦隊は陣形を整えて再び航行を開始する。途中で捕獲していたラムダスの縄が切れて単独でワープゲートに突入する事態が起きたけど東郷長官の娘の真希ちゃんの機転によりワープ座標を入力してワープゲートへと突入した。

「……んで、何かおんねんけど?」

 ワープゲートから出ると大怪獣がいた。しかも富嶽やエアザウナに似ているのが五体も。

「多分、この世界の大怪獣じゃないですか? 柴神様もそう言ってましたし」

「やろうな。ま、全て潰せばええけどな。主砲撃てるな?」

「撃てます」

「撃ちぃ方始めェッ!!」

 三笠の前部主砲と副砲合わせて八基が一斉に砲撃を開始する。それに少し遅れて他の超戦艦も砲撃を始めた。

「初弾命中ッ!!」

「敵に攻撃させる機
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