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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica6-Aその日、王は少女になる〜Freedom〜
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†††Sideイリス†††
「シャマルお姉ちゃん、アインスお姉ちゃん、ザフィーラ!」
「コロナ!」
「「フォルセティ!」」
「ヴィヴィオ!」
無事に任務を終えて、イクスヴェリア陛下が眠っておられた遺跡から脱出した私たちは、地上の駐車場エリアで待ってたシャマル(浅い場所とはいえ落ちたことでちょっと服が汚れてる)達と、ここまで頑張ってたヴィヴィオ達の再会シーンを微笑ましく見守った。ヴィヴィオ達の新しい友達だって言うリオって元気っ娘も、「お母さん、お父さん!」ってご両親と再会を喜び合ってる。ご両親からの「本当にありがとうございました!」ってお礼を受けてるアイリとスバルも嬉しそうに微笑んでる。
「良かったです。ヴィヴィオ達を無事にご家族の元へ帰すことが出来て・・・」
そう言って胸を撫で下ろしてるのは、古代ベルカ諸王の内の1人で冥府の炎王と畏怖されていたガレアの王、イクスヴェリア陛下。正直な話、おっさんだと思ってた。でも蓋を開けたらビックリ。10歳くらいの小さな女の子だった。
「ヴィヴィオとリオちゃんの処置は、フォルセティが・・・?」
「う、うん。アイリお姉ちゃんも、よく出来たね、って褒めてくれたけど・・・。ダメ?」
「いいえ! 本当によく処置してあるわ! えらい、えらい!」
「だよね〜♪」
フォルセティがシャマルにハグされて、頭を撫でてもらってる。フォルセティってばいつか医者を目指しそうだよね。というよりは医務官かな。どっちにしても、たとえそれ以外の目標を決めても、すくすくと元気に育って行ってくれたらそれで好いって思う。
「あ、コロナ。新しい友達が出来たんだよ〜♪」
ヴィヴィオがコロナにそう言いながら、あの子たちの元へと駆け寄って来たリオを見た。リオはおどけた風に敬礼をしつつ、「リオ・ウェズリー! よろしくね〜!」自己紹介をすると、コロナも「うんっ、よろしく! コロナ・ティミルです!」って名乗り返した。
「男の子1人で女の子3人か〜。将来的にフォルセティも苦労しそうだよね〜」
「とは言っても、フォルセティは今のところヴィヴィオ最優先と言った感じだからな。しかも妹的な感じだし」
ヴィヴィオとコロナとリオの美少女3人と一緒に居るフォルセティに、かつてのチーム海鳴の姿を重ねた。ルシルの場合は美少女&美女が十数人だったけど。ユーノも司書務めじゃなくて武装隊とかに行っていれば、ルシル単独ハーレム?を阻止できていたものを。
「イリス〜。特騎隊全騎、揃ったよ」
「あいよ〜。はーい、せいれ〜つ!」
ルミナから報告を受けたわたしは手をパンパン叩いて、前に特騎隊メンバーを整列させる。左端から順に前線組のルシル、ルミナ、セレス、クラリス、ミヤビ、後衛組のティファレト、ア
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