暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1852話
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らい。
 その10人が電子レンジを使うとなれば、電子レンジの種類にもよるだろうが、1人大体1分くらいだろう。
 そうなると、最長10分くらい、昼休みが始まっても何も食えない状態の者がいる事になる。

「ま、だろうな。まさか、個人で電子レンジを持ってくる訳にもいかないだろうし」
「ははは。そう出来ればいいんだけどな。けど、電子レンジってそれなりに高いぜ? 取りあえず俺達高校生の金では買えない……事はないだろうけど、それでもかなり痛い出費になる」

 俺の言葉を冗談か何かだと思ったのだろう。順平が笑いながらそう告げる。

「いっそコンロを持ってきて、すき焼きでもやるか?」
「おい、季節外れにも程があるぞ」
「突っ込むところはそこじゃないと思うんだけど」

 俺と友近の会話に、有里がそう告げる。
 まぁ、季節も春になって、大分暖かくなってきたのは事実だしな。
 それでも夜になればまだそれなりに気温は低いので、すき焼きとかは食べてもおかしくはない。
 もっとも、コンロを持ってきて教室ですき焼きとかやれば、鳥海とかに怒られそうだが。
 もしすき焼きをやるとすれば、それこそ昨日の昼休みにゆかりと一緒にいった教室とかでだな。……匂いで見つかりそうな気がするけど。
 その後、すき焼きで締めといえば何なのかという事で話が盛り上がる。
 普通鍋の締めといえば雑炊が一般的なのだが、すき焼きの場合はちょっとタレの味が濃すぎて雑炊は向かない。
 そうめん、ラーメン、うどん……ときて、やっぱりうどんが一般的な締めだという結論になったところで、丁度昼休みは終わったのだった。
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