第11話:材料探しはリゾート探し!?(その1)
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「『ヴァルファーレ』この下あたりに人はいますか?」
[いいや。人の気配は感じられんが、どうかしたかえ?]
「はい。今、下に木の見えない空地が見えたので、ちょっと調べてみたいのです。この高度から見えるのですからかなりの大きさだと思うのですが、何かあった時の中継点にも使えるし、『ヴァルファーレ』も降りられそうでいい感じなので、降りてもらえますか?」
[解ったのじゃ。それでは降りるとするかえ。]
そう言うと、『ヴァルファーレ』はゆっくりと垂直降下を始めました。
5000メールからの垂直降下ですから、普通の降りて行ったらかなりの怖さだと思いますが、エレベータに乗っているよりも安心できる乗り心地です。
凡そ5分程度で地面に着くことができたので1秒間に16メール位の降下速度だったようです。
上空から見えた空地の中央部に着地したみたいですが、着地してから見た感じは直径200メール位ありそうな草原でした。
なぜ、此処だけ木が生えていないのか解りませんから、詳細な調査が必要ですが、地面には特に湿気もないし、幻獣等の問題がなければ中継点として最適に感じます。
機会を見つけて拠点作りをしないといけませんね。
「『ヴァルファーレ』、この場所を覚えておいてくださいね。できるだけ早い機会にここに拠点作りに来ることになるでしょうから。」
[安心せよ。しっかり覚えたから問題ないのじゃ。]
「ありがとうございます。それでは先を急ぎましょうか。」
空地から今度は垂直上昇して、また5000メールまで上がり、進路を真南に変えてから、さらに1時間ほど飛んできました。どうやらガリアの国境からも外れたようです。今度はすこし西向きに進路を変えましょう。
「『ヴァルファーレ』、そろそろ進路を少し西向きに変えてください。そのまま行けば海に出るはずです。」
『ヴァルファーレ』はゆっくりと西南西の方向に進路を変え、飛び続けます。その内前方に蒼い海が見えてきました。
もう2時間半近く飛んでいます。この高さから見ると波に太陽の光が反射して、キラキラ輝いて見えます。綺麗な海なのでしょうね。何しろ臨海工場地帯のような大気汚染や水質汚染がないので、海岸はどこに行ってもリゾート地でしょう。資材調査も大事ですが、その内みんなで海水浴にも来たいものです。
「『ヴァルファーレ』、海に出たら少し高度を下げて、周囲に人が居ないか確認して下さい。見られる範囲に人が居なければ一度海岸に降りてみましょう。」
[判った。それでは高度を下げるぞえ。]
直進しながらゆっくりと高度を下げていきます。段々地上の細かいところが見えるようになってきました。
[今のところは人の気配は感じられないようじゃな。このまま高度を下げ続けるがよ
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