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KANON 終わらない悪夢
82佐祐理の桃源郷で酒池肉林
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女の園でレズビアンの館になった、昼間の生徒指導室より酷い状況の大欲情を見て、ヤンキー娘が床に転がされたレイプ目の祐一きゅんのタヒ体を起こす。
 お姉ちゃんズに風呂まで連行されていたが、色々と欠落して放出もし過ぎて痩せ細っていたので、魔物が少し入った細いヤンキー娘にも持ち運びが可能になって、臨時に「男湯」と書かれた、排水系統が違う浴槽に浸からせてやった。
 自分の反対側を支えてくれる何者かの存在も感じたような気もしたが、新しいパパさんの方が心配で、氷のような体を湯で温めてやる。
「パパ、しっかりしろ」
 式の前に倉田の丸薬も飲まされ、ガサラキさんも降りてきているので、もう少し待てば無限エネルギー祐一クンエンジンで回復するが、精神攻撃と心労が強すぎて、心臓膿漏を発症していた。
「き、Qちゃん…」
 目の前にいるのはU子ちゃんで、ドロンパでもO次郎でも無かったが、冥界からお迎えがきているのか、倒された聖闘士がアテナを倒すために、冥界で新しい肉体とサープリスを貰ってきたのか、冥界の住人に見えていた。
「Qちゃんはあっちだ、目を覚ませ」
 長距離走の陸上部員をアテネオリンピックのQちゃんだと思っているのか、色々と記憶が混濁している祐一きゅん。
 またも愛刀胴田貫を柳生軍団?の草達に折られてしまったので、今は安らかな眠りを求めていた。

『祐一さん』
 天孫降臨の生贄にされ、舞が作った新世界では生者として活動できたはずの最終兵器さんも寄ってきた。両方のお姉様は新入りの検品に夢中だったので、もうヤリオワッテル栞は後回しになった。
 イザナギ側の合意がなかったので世界の改変はされなかったが、舞ちゃんの儀式には間違いが無かったので、祐一きゅんがタヒぬと冥界の住人が大手を振って歩けるようになり、あゆちゃん佐祐理お姉ちゃん以下全員が黄泉比良坂を自由に登ってこれる。
 あゆだけは一回死亡登録が終わってしまい、他の少女のように死亡前まで巻き戻して修理したのとは違い、登録変更がこの世のシステムによって出来なかったが、それも不可能ではなくなる。
 今まで命を食わせて生き永らえさせたり、改造で存在が巨大になりすぎて、エネルギー量が不足しているので、委員長の警告通り境界を突破できない。
「センパイ、大丈夫ですか?」
 無人と思われた祐一の隣で、眼鏡地味子さんがいたので一同ビックリ。
「い、いたのか?」
 パパさんに抱きついて「きゅ〜んきゅ〜ん、ゴロゴロゴロ」していたヤンキー娘も、真っ赤になって自分の行為を恥じらった。
「いつの間に?」
 何度かクラスメイトになったはずなのに、名前を思い出せない少女がいて栞も驚いた。
 地味子さんなら黄泉比良坂の結界であろうが、天界の門であろうが、警備体制をガン無視して平気で通行できる、かも知れない。
「おお、我が
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