暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1851話
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のは、正直なところペルソナ世界の魔法の大きな特徴だ。
 もっとも、ネギま世界の魔法は応用力が高かったり、一定までは誰でも覚える事が出来たりといった具合にそれぞれに特徴はあるんだが。
 ペルソナ世界の魔法は、ネギま世界の魔法のように系統立てられている訳ではないので、きちんと勉強して習得する……といった真似が出来ない。
 あくまでも、ペルソナの存在が前提になっているので、異世界から来た俺はともかく、この世界の人間でも影時間に適性はあっても、ペルソナ使いとして覚醒していなければ絶対に使えないのだ。
 そういう意味だと、やっぱりペルソナ世界の魔法は特殊だよな。
 ただ、特殊であるが故にペルソナ世界とホワイトスターが繋がった時、ペルソナ世界の魔法はその汎用性の低さ、敷居の高さからネギま世界の魔法に比べると地位が低いものになる。
 ネギま世界の魔法は、魔法書や杖、更にはかなり高額になるが、魔法教師や魔法先生のような魔法使いを派遣して貰って家庭教師代わりになって貰う事が出来る。
 実際、麻帆良はそれによって大きな利益を上げている。
 だが、ペルソナ世界ではそんな真似は出来ない。
 となると、もしホワイトスターとペルソナ世界が自由に行き来出来るようになっても、この世界から輸出出来る物は……ああ、でもマジックアイテムがあるか。
 魔法においてはネギま世界の魔法にかなり劣る――敷居や汎用性の問題で、だが――この世界だが、マジックアイテムに関してはかなりの水準を誇る。
 そう考えれば、もしこの世界と異世界間貿易の条約を結んでも特に問題はないか。

「アクセル? どうしたの?」
「いや、何でもない。ただ、昨日の死神との戦いを思い出してな。……取りあえず、俺だけで正面から戦うのであれば、そう簡単に負ける事はないってのは保証するよ」

 取りあえずそう誤魔化しておく。
 まぁ、誤魔化したと言っても、別に嘘って訳じゃない。
 実際に正面から俺だけで戦えば、幾らでも攻撃の手段はある。
 ……ただ、基本的に魔法を使ってくる死神だけに、マハラギダイン、メギドラオン以外にどんな魔法を持っているのか、もしくは魔法以外にどのような攻撃手段を持っているのかは、分からないが。

「私がもっと強ければ……アクセルだけに任せなくても済むのよね?」
「そうだな、それは否定しない。けど、以前にも何度か言ったと思うけど、俺はお前と違って今までずっと戦いの中で生き延びてきた。それこそ、命懸けの戦いというのは日常茶飯事と言ってもいいし、宇宙規模の戦いに参加した事も珍しくはない」

 もっとも、こうも戦いに巻き込まれているのは、ゲートで他の世界に向かう時に俺が最初に行くから、というのもあるのだが。
 実際、このペルソナ世界での戦いだって似たようなものだし。
 ……俺の
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