第115話 少年達は予想外のようです
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を、愁磨がクリア条件に設定したか。とは言え第一形態。
そんなに難しい発想まではしないだろう。ならば、防御された逆を行けばいいだけ。
「さっきの攻撃、"魔王に対する勇者側の攻撃"としたら、どう解釈すればいいですか?」
「………うん?そーだねぇ、普通に合体攻撃……かな?」
「ではその反対は?」
「そ、その反対?一発じゃないんだから、連続攻撃?」
「連続攻撃ってのも何か違う気が―――いや、そうか、そういう事か先生!全部を"勇者"
任せにすんのが不満だったのか!」
「はい。となれば、答えは一つです。」
Side out
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subSide 愁磨
「あと三分……。」
何かを思いついたらしいネギ達に伝えるでもなく、自分の確認だけの為に呟く。
正直、あいつらと"大魔導士"が残念過ぎて機嫌が悪い。
態々全員を集結させたと言うのに、実力者共だけで突っ込んできた挙句、人の話を聞かんで
倒しにかかって来やがった。
その中にネギが入ってたのは嬉しくもあり何してやがんだって感じ。原作より実力があるから
こそついて来れたんだろうが、自分の嫁を放っぽってオッサン達と戯れてやがんのは原作以下
って言うか主人公として最低だ。俺主観で。
それに、こんなトコで躓かれては計画に支障が出る。
「よーっしゃ、行くよ!」
まず動いたのはハルナ。本を開くが、発現したのは―――強化魔法。元の『落書帝国』とは
違うようだ。だが、それはカウントされるので正解だ。
続くのどか・アーニャ・朝倉がそれぞれ水・火・風の『魔法の射手』で全方位から攻撃を加え、
障壁が歪んだ場所を楓が大手裏剣で斬り、古が如意棒で殴り、小太郎が狗で爆砕する。
「こ、こうなったら行きますわよ!『隆起霧鉄』!!」
ザザザザザザザザザザザザザ!
「伝説に挑むのです!『風花旋風風牢壁』!!」
ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
続き、戦乙女隊の二人――エミリィとベアトリクスが砂鉄と思しきもの降らせ、巻き上げる。
「"フォア・ゾ・クラティカ・ソクラティカ!『楼止閣往』"!!」
ガキィン!
それを夕映が固定する。・・・なんだ、何が目的だ?いや、意外は意外だ。
俺をここから動かせって言ってるのに、動かないように囲って固定したんだから。
「よおおっしゃあ!"アネット・ティ・ネッ
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