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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第三十話 宿命の鼻毛
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オーグが光となって空間から消えるのであった
『サ・・・・・・・サイラオーグ・バアル様の戦闘不能を確認。よ、よってこの試合、兵藤一誠様の勝利となります。』
アナウンスもかなり引き攣った声をしてる・・・・・・・・・まぁ当然の反応ですよね。ともあれこうしてイッセーとサイラオーグの戦いはイッセーの勝利で幕を下ろしたのであった
-試合後、とある場所で-
「クソッ!!クソクソクソ!!!!!どいつもこいつも僕を馬鹿にしやがって!!!!!!!」
人気の無い森の中で誠治が憎しみに満ちた声で喚いていた。彼の周囲は彼の八つ当たりによって倒された木々で溢れてる
「本当なら今頃僕は周りから評価されてる筈なのに!!!!この僕が見下される事なんて無い筈なのに!!!!!」
喚きながら誠治は先の試合でサイラオーグに瞬殺され退場する時に言われた言葉を思い出す
『粋がるなよ小僧。所詮貴様など俺の敵では無い。』
思い出した誠治は八つ当たりでまた木を1本赤龍帝の籠手を発動した腕で倒す
「コイツもコイツだ!!!!今代の保有者はこの僕なのに力を貸そうともしないで・・・・・・・所有者であるこの僕が恥をかかせて!!!!!」
しまいには神器に封じられてるドライグにあたる始末・・・・・・ホント救い様の無い屑ですね
「おやおや、かなり荒れてますね今代の赤龍帝は。」
「!!?」
その時、突如誠治の後ろの木から2人の男が姿を現したのであった
「な、何ですか貴方達は?」
そう表向きに尋ねる誠治だが彼は知っていた。目の前の2人が誰なのかを!!」
「おっと、自己紹介がまだでしたね。私の名はアルキメデス”。そしてこちらの方はユーグリッド・ルキフグス”です。今代の赤龍帝兵藤誠治君、目障りな存在を消したいと思いませんか?」
そう言って誠治に語り掛けるアルキメデス達・・・・・・此処に、転生者兵藤誠治の破滅へのカウントダウンが始まったのであった
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