第二十一章
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「そしてそのうえで」
「私に勝つのだな」
「これからも」
「その意気だ、だからこそ人間を見るのは楽しい」
戦いを仕掛けてそのうえでというのだ。
「必ず私が思っている以上の力、強さを見せてくれるのだからな」
「そんなに人間が見たければ見るといいよ」
ゴーストは引かなかった、戦いが終わってもまだ戦いは続いていたがそれでもだ。言葉と言葉もっと言えば心と心で対峙し続けていた。
「俺達は逃げない、受けて立って」
「戦いそして勝ちだな」
「人間を見せてやる」
「そうさせてもらう、では私は今は去る」
敗北した、それならばもうこれ以上この世界にいる意味もないというのだ。
「また会おう」
「戦いの場で」
ゴーストがこの言葉を言うとだった、スサノオは怪人達とは比べものにならないまでの大きな爆発を起こしその中に消えた。ゴーストは後ろを振り返った姿でスサノオと話していてその姿勢のままで爆発も見届けたが。
それが終わってからだ、彼は英雄達に言われた。
「今の戦いは確かに終わった」
「タケル、我々の勝利だ」
「だがスサノオの言った通りだ」
「戦いはこれからも続く」
「だがそれでもだな」
「うん、戦うよ」
ゴーストは英雄達には明朗な声で答えた。
「これからもね」
「そうしてだな」
「これからも人間として生きて戦い」
「そのうえで神にも勝っていく」
「そうしていくな」
「うん、スサノオにも言った通りにね」
今しがたのやり取りも思い出していた、そのうえで英雄達と話しているのだ。
「これからもそうしていくよ」
「それでこそタケルだ」
「真の意味での英雄だ」
「では今は帰るとしよう」
「戦場からな」
「そうだね、皆も来たし」
見れば部屋にスペクターにネクロム、アカリや御成達だけでなくドライブやマッハ達も来ていた。ロイミュード達もいる。皆仲間達だ。
その仲間達の姿と暖かい笑顔を見てだ、ゴーストは変身を解いた。そうして彼等と共に笑顔で戦場だった場所を後にした。
一同は大天空寺まで出た、深海やアラン達もここまで来た。そのうえでまずは勝利を祝って乾杯してだった。
特状課とロイミュードの面々がだ、天空寺達に笑顔で話した。
「じゃあな」
「はい、これでですね」
「俺達は帰るからな」
泊が笑って天空寺に話した。
「だからな」
「これで、ですな」
「また何かあったら連絡してくれ」
「そうしてですね」
「一緒に戦おう」
二人はここで握手をした、そうして泊達三人のライダーと特状課の面々にロイミュード達は彼等の場所に帰った、そして深海とアラン、カノンもだった。
「じゃあ俺達もだ」
「今から眼魔の世界に戻る」
深海とアランが天空寺に話した。
「何かあったらまた呼んでくれ」
「何時でも
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