西風の兄妹と太陽と闇の姉弟
第24話 成長した姿
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「報復はするから安心しろ。殺しはしないが社会的には死ぬかもな」
「ん……リィン、もっと強く撫でて」
「って聞いていないし……」
嬉しそうにリィンの右手に頬ずりするフィーを見て苦笑するリィン。背は伸びたがまだまだ子供のようだ。
「皆を連れて戻るぞ、フィー」
「ん、了解」
そして二人はその場を離れて行った。後日サザーランドとオルディスに住む中級貴族の家が片方は見る影もないほど破壊されもう片方は自身の犯してきた犯罪を日の出にさらされて憲兵に逮捕され社会的信用を失った。
これはまだ序章ですらない。リィン・クラウゼルとフィー・クラウゼルの物語は始まりを迎えようとしていた。
「因みにリィンの頬からシャーリィの匂いがわずかにするけどなにされたの?なにしたの?ねぇ答えてよ」
(何で分かるんだよ……)
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