第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
けるよ」
「そうしろよ。絶対にな」
恭介はビールにつまみの枝豆を楽しみながら赤ら顔で大輔に話す。大輔は麦茶も西瓜も食べられず青くなっていた。そうなった夜だった。
大輔はその夜布団に入っても中々寝られなかった。さっき兄に言われた怪談のことがどうしても気になってだ。トイレに行ってすぐに布団に入っても。
中々寝られない。どうしても枕元を見てしまう。
暗がりの中には何も見えない。だが。
恭介の話していたあの妖怪が枕元にいる気がしてどうしても寝られなかった。それで怖くなって何度も見てしまう。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ