暁 〜小説投稿サイト〜
青いネコ型ロボットとか妖怪とかが居る平和な世界でのんびりしていたらヤンヤンな駆逐艦娘たちに襲われたお話
プロローグ後編〜途切れることのない無数の紅い糸〜
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ったのは包丁の刃先を俺の腹につけてきたときだっただろうか。
あの目は、あの時の俺と同じくらい、
いやそれ以上の恐怖があったかもしれない。
監禁されて1ヶ月たっても外部からはなにもこなかった。
その事を艦娘たちにきくとなんと自分たちで排除したらしくここには誰も近づけないようにしたとのことだった。
艦娘たちは、もう俺のせいで完全に壊れきっていた。
そしてまたしばらくたったとき、あの吹雪が口にした言葉を聞いたとき、
ついに自分の耳までおかしくなったのかと疑った。
お兄さんと既成事実を作れば永遠に一緒になれるね!
それからは毎日のように艦娘たちに身体を嫐(なぶ)られた
あの恐怖はいつになっても消えることのないトラウマ。
馬乗りになって腰を嬉しそうに振る彼女、
悪夢でしかなかった。
俺は助けを求めたが、
結局誰も助け舟を持ってくることはなく。
その人生では、
艦娘たちに、何もかも奪われてしまった。
うわぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?!?
教室が俺の悲鳴で鳴り響く。
回りの生徒たちはもちろん、先生も俺の悲鳴で固まっていた。
顔からは無数の汗が滝のように出てくる。
悪夢を観ていたようだ。
俺は、転生先でも艦娘たちに襲われる夢を観ていた。
絶不調になった俺を先生が心配そうに話しかける。
「だ、大丈夫かい・・・?すごく顔色がわるいけど・・・?」
返事をしようにも声がでなかった。
そのあと俺は先生と回りの生徒にささえられ、保健室で横になった。
放課後、みんなに心配されながら教室を出ていく。
下駄箱につくとある少年たちから声をかけられる。
「良善(りょうせい)くん、大丈夫!?」
「おい良善!!」
今は別のクラスだが幼馴染みの、
本来漫画にしかでないはずの
野日のび太がいた。
のび太だけでなく源しずか、骨川スネ夫、そして剛田たけしことジャイアンまでもいた。
いや、悪夢を観ただけだ。
「悪夢?悪夢って一体どんな・
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