暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
鎮守府・愛のエプロン!第0回【試験放送回】-後編-
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
『さて、気を取り直してお次は翔鶴さんの調理風景をどうぞ!』

      ー調理風景:翔鶴の場合ー

翔鶴「さて、スタミナ丼という事ですから……お肉は豚肉がいいですね。ビタミンもたっぷりですし」

『迷い無くBの豚バラ肉を選びましたね』

『安心して見てられるな』

翔鶴「後は……栄養バランスも考えて、野菜も多めにしましょう」

『ニラ、長ネギ、もやし、キャベツですか。肉野菜炒め?』

『ニラと長ネギがポイントだな。香味野菜で風味もプラスされる』

翔鶴「さて、炒める前に合わせ調味料を作っておきましょう」

翔鶴「醤油、味噌、酒、みりん、砂糖に……白ごまも入れましょう。それに隠し味に豆板醤を少々」

『醤油とお味噌を合わせる意味は?』

『醤油に味噌を加える事で、味に深みが出るぞ。とろみも出るから具材に絡みやすくなるしな』

『流石は鳳翔さんの弟子ですね』

翔鶴「スライスしたにんにくと、すりおろした生姜を炒めて香りを出したら……先に長ネギを、と」

『香味油だな。こりゃまた本格的だ』

翔鶴「ネギが炒まってきたら、お肉と残りの野菜を加えて炒めます。具材に火が通ったら合わせ調味料を回しかけて更に炒めます」

『あ〜、味噌が焦げた匂いとか堪らないでしょうねコレは!』

『金剛のも美味そうだったが、こっちにも期待大だな』

翔鶴「ご飯をよそって、韓国海苔を揉んで散らしておきましょう。その上に具材を乗せて……仕上げの卵はどれにしましょう?」

翔鶴「恐らくはAの卵は一般的な鶏卵でしょう。Bの鶉の卵は小さすぎる……Dは論外。よってCですね」

『おぉ!仕上げに烏骨鶏の卵まで!』

『ことごとく正解を選ぶなぁ』

翔鶴「出来ました!提督喜んでくれるかしら……えへへ///」

『可愛い』

『嫁に欲しい……あ、もう嫁だった』





     ー調理風景:摩耶の場合ー

『さて、お次は自信無さげだった摩耶さんですが……』

『腕組みしたまま動かねぇぞコイツ』

摩耶「……うん、よし、わかった」

摩耶「スタミナ丼とか、作り方考えて作るの無理!適当に肉焼いて乗せて、卵乗せりゃあ食える物にはなるだろ!」

『ものすげぇ男料理だな』

『見た目通り過ぎて、逆に安心感がありますね』

摩耶「さて、そうと決まれば肉選びだな!え〜っと、肉はこの4つから選べばいいのか?」

『さて、どれを選びますかね?』

摩耶「……ん?なんだこの黒い肉。そういや鳥海の奴が『見た目の悪い食い物程、予想に反して美味い』とか言ってた気がする」

『おい、やべぇよ、やべぇよ……』

『まさかの初回から愛のバケツ行きが出るんですか!?』

摩耶「でもな
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ