第二章
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死に訴えた。
「あの者の心を無駄に為されるな!」
「ここはお逃げ下さい!」
「我等にお任せを!」
「その方等もか」
己の為に命を捧げんとしていることをだ。家康は悟った。その心を受けてだった。
彼は遂に決断した。そうしてだった。
「済まぬ!」
こう言ってだ。遂に逃げにかかったのだった。だが武田の軍勢はまさに鬼だった。
恐ろしい勢いで来る。家康の首をここで討たんとする。だがその都度だった。
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