第十三章
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「ご存知ですか」
「ああ、仙人だっていう人から聞いたよ」
「あの人から」
「だから全て知っている」
眼魔のこともゴースト達のこともというのだ。
「そのうえでここに来た」
「それじゃあ」
「一緒に戦わせてくれるかい?」
「はい、お願いします」
これがゴーストの返事だった。
「同じ仮面ライダーとして」
「よし、じゃあ共に戦っていこう」
「眼魔、そしてスサノオと」
「そうしていこう」
こう話してだ、そしてだった。ライダー達は共に眼魔と戦っていった。そして眼魔達を次々と倒していき。
ゴースト達は階段を上ってくる眼魔達の数が減ってきたのを確認してからだった。スペクターがゴーストに言った。
「タケル、もうだ」
「うん、攻めていいね」
「そうだ、敵の数はかなり減った」
だからだというのだ。
「攻撃に出ていい」
「そうだね、それじゃあね」
「私もそう思う」
ネクロムも二人に同意した、四人が戦っている敵の数は間違いなく減っていてそれで彼も確信出来たのだ。
「ではだ」
「ではアラン様」
ジャベルも言ってきた。
「これより」
「四人で一気に下りるぞ」
階段をだ、こう話してだった。
三人のライダーとジャベルは一気に下りた、そうしてだった。
階段のところにいた眼魔達を一気に倒し下で階段のすぐ傍で戦っているドライブ達とも合流してだ。
彼等と共に眼魔達を倒してだ、ゴーストはドライブと背中合わせになったところで戦いつつ話をした。
「来てくれて有り難うございます」
「何、こうした時はお互い様だよ」
ドライブはそのゴーストに気さくな声で返した。
「だからね」
「気にするな、ですか」
「そうさ、俺達が危ない時にも君達に助けてもらったしね」
彼等が最初に会ったその時のことも話すのだった。
「だからね」
「それで、ですか」
「いいさ」
気さくな声の色はそのままだった。
「だから今は」
「はい、ここはですね」
「このまま戦おう」
「一緒に」
「仮面ライダーとして」
こう話してだ、二人が軸になって眼魔達と戦ってだった、そうして。
遂にだ、最後の一体をゴーストが倒した、それで彼等な勝利を確信したがそれで終わりではなかった。
その場にいた誰もが気配を感じた、それで画材眼魔と音符眼魔が出て来た。アカリや御成、本願寺や追田達も同じだった。
それでだ、画材眼魔と音符眼魔が言った。
「この気配は何なり?」
「今まで感じたことはない程であるぞ」
「まさか話に聞く」
「あいつであるか」
「間違いないな」
仙人も何処からか出て来た、今は真剣な顔である。
「我々の真の敵が出て来た」
「それは住職殿ではなかったのですか」
「何故そこでわしが敵になる」
「いえ、また
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