暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
5章 敗北
ママ
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泣き出した。
「何でなくの?大丈夫だよヴィヴィオ」
「安心して気を張ってたからヴィヴィオは。だから嬉しいんだけどね」
夜フェイトがなのはとヴィヴィオの後見人になり
ママと呼ばれてうれしそうでフェイトは
≪綾は未成年だから無理だよ≫
≪フェイトって私の年には≫
≪うん執務官だったから後見人にはなれるんだ。綾は資格もないから無理≫
「綾さんは」
「うん、私はヴィヴィオのお姉ちゃんだよ」
「うん、なのはママ、フェイトママ、綾お姉ちゃん」
「「「はい」」」
俺たちはすごく幸せそうに笑い合った。
食堂ではスバルとエリオとキュオがいっしょに食事をとっていた。
「それにしてもなのはさんとフェイトさんがママって」
「ヴィヴィオものすごい無敵って感じ」
「ははっそれを言うなら二人だってフェイトさんの被保護者であって、なのはさんの教え子じゃない」
「それはそうなんですけど」
「へへっ」
「そう言えば二人的にはお姉さん、お母さんどっち?」
「私はどちらかと言うと優しいお姉さんですね」
「僕は、どっちだろう。難しいかも」
「フェイトさん、エリオ君が子供なのか、弟なのかどっちがうれしいのだろう?明日聴いてみようか?」
「ごめんキャロ!それはやめて」
「ははっ」
「それよりもあの人絶対にヴィヴィオのお姉ちゃんって言ってる気がする」
「あの人って綾さんの事?エリオ君綾さんの事嫌いなの」
「あの人とは色々あったから、信用できないし」
「でも優しいよ。私の為にサイツさん呼んでくれたり、色々サポートしてくれたり」
「綾ちゃ・・・じゃなく綾さんか。私もよくわからないなぁ」
「綾さん多分綾ちゃんっていいって言うと思いますよ」
「あ〜あの女なら絶対にね」
「もぅエリオ君ったら」
「本当に苦手なんだね」
ほんの少しのゆったりとした日を味わったそんな一日だった。
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