暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
4章 破壊の女神
地下水道での一戦
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なはやてを見てはやてがどうしたいのか伝わった。そしていま起動六課の部隊長、八神はやては部隊長としての上司の顔から一人の魔導師としての戦士の顔に変わっていた。

「シュート!」

 なのはが放った桜色の無数の魔力弾がガジェット達を破壊していく。
そのなかの3割ほどはただすり抜けただけだった。
幻影と実機の判別がつかない今の状況ではなのはも、
がむしゃらに攻撃するほかなかった。
しかし、敵の数もちゃくちゃくと増えていく状況の中これではじり貧。
なのはが展開したバリアにフェイトと背中合わせで入り、敵の攻撃に耐えながらこの先どう闘うか模索することにした。

「防衛ラインを割られない自信はあるけど………これじゃあキリがないね」

「ここまで派手な引き付けをするってことは……………」

「地下か、ヘリの方に敵の主力が向かってる……」

 なのはとフェイトはそう推測した。

「なのは、私が残ってここを抑えるから……ヴィータといっしょに地下とヘリに!」

「フェイトちゃん?」

「コンビでも普通に空戦してたんじゃ時間がかかりすぎる………限定解除すれば広域殲滅で落とせる!」

 その言葉とともにモニターに写っていたのははやてだ。しかし、いつもの部隊長服ではなくバリアジャケットである騎士甲冑に身を包んだ状態だ。
 
「ロングアーチからライトニング1へ、限定解除も、部隊長権限で却下します」

「はやてっそこまでの問題だね!」

「はやてちゃん?なんで騎士甲冑!?」

 なのは達は、その格好を目にするのは中々ない。
本人は立場ある地位でずっと書類作業ばかりしてるがはやてもいっぱしのエースと言われる魔法使いだ。

「嫌な予感がするんや、クロノ君から私の限定解除許可を貰うことにした。
空の掃除は私がやるよ」

 はやての限定解除許可権限をもっているのは六課の後見人であるクロノと騎士カリムだ。今日クロノはカリムに会いに行くと言っていたし今ごろ二人で戦況を見ているんだろう。

「ちゅーことで、なのはちゃんフェイトちゃんはヘリの護衛………ヴィータとリィンはFW陣と合流、ケースの確保を手伝ってな」

 いつの間にか通信が繋がってたヴィータとリィンにも指示が下され各々了解と返事をする。

「よし……………久しぶりの遠距離広域魔法………いってみよか!」

 雲の上まで上昇しそこで滞空している、はやてがそう口ずさむ。右手には杖を、左手には魔導書を携えて足元に白い魔方陣を浮かびあがらせる!

「来よ、白銀の風…………天よりそそぐ矢羽となれ!」

 高く掲げたその杖から放出されようとする超遠距離魔法。それは魔力弾というのは生易しい白い魔力の塊、砲撃とも取れるし魔力弾とも取れる、そしてそれは幻影ごとガジェ
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