暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
4章 破壊の女神
地下水道での一戦
[13/18]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「キャロ、レリックの封印処理………お願いできる?」
「あ、はい……やれます」
ウィングロードを使って地上を目指す前にティアナがそうキャロに声をかける。
「ちょっと考えがあるんだ、お願いね」
「はい!」
そう言葉を交わして、二人も地上を目指してウィングロードを駆け出していった。全員が地上を目指したことを確認して、ヴィータとリィンも跳んで地上を目指すのだった。
「っ!?」
突如、ジライオウの足元にピンクの魔法陣が浮かび上がる、そこからピンクの魔力光で構成された鎖………チェーンバインドがジライオウの動きを止めさせた。
「あれは!」
そのバインドの魔力源を辿ると少し離れた所に魔法陣を展開したキャロがいたのだ。
「あいつら、もう出てきたのかよ!」
アギトがそう苦しそうに叫ぶ、キャロの背後からは左右からウィングロードを展開しながらギンガとスバルが、中央からヴィータが飛んで迫ってきていた。
「そこ!」
パアン!
そしてさらに横からティアナの射撃が迫る。
「くっ!」
アギトと少女はすぐさま反応して交わす。ティアナに接近を許したことにより退路が限られてしまった。体制を立て直すべく二人は橋型の道路に着地する。
それはヴィータ達の思う壺だった。
「ここまでです!」
「っ!?」
「ちっ!」
そこにリィンとエリオが待ち受けていた、リィンの魔力刃でアギトは囲まれ、少女はエリオにストラーダを突きつけられる。
動きを止めた二人の隙をリィンは見逃さず、バインドで拘束する。完全にアギトと少女は捕まる形になった。
「子供いじめてるみてぇであまりいい気分はしねぇが…………」
そこにヴィータがいち早く降り立ち口を開く。
「市街地での危険魔法使用に公務執行妨害、その他諸々で逮捕する」
こうして二人は拘束される。ヴィータ達が地上に出た時にはすでに汐の姿はなく、それをチャンスとばかりにあらかじめ立てておいた作戦が効をさしたのだった。
俺はと言えば汐が出てきた時の遊撃隊として準備のみで終わった。
あの召喚獣どう見てもGという生き物そっくり倒したかったなぁ
言うわけでこちらは安心だと判断をして、グリフィスに座標を聞き瞬間移動で気配を消して、へりのほうに飛んだ。
「逮捕はいいけど、大事なヘリを放っておいていいの?」
一方ヴィータ達は捕まえた少女に情報を引き出そうとしていた。
頑なに口を閉ざしていた少女がいきなりそう口を開く。
これは様子を見ていた仲間の策略だった。
ヴィータ達の動揺を誘うため、仲間が少女に自分の言葉を復唱させているに過ぎなかった。効果覿面で、全員それを聞いて驚きを隠せなかった。そしてさらに仲間は少女にさ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ