暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
4章 破壊の女神
地下水道での一戦
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丈夫よ」
「はぁー」
「よかったー」
ほっと胸を撫で下ろす面々。まずは一安心だが、まずはここからだ。
「ケースと女の子はこのままヘリで搬送するから、皆はこっちで現場調査をお願いね」
「休みの最中だったけど、私も含めて気持ちをチェンジしてさっさと終わらせましょう。今のみんなならきっと大丈夫だから、でも気を抜かずにね」
「「「「はい!!」」」」
なのはがそう指示し、俺は激励をする。いまのFW陣なら大丈夫でしょ。最悪な状態になっても俺もいるし
「それじゃあなのはちゃん、この子をヘリまで抱いてってくれる?」
医療器具を片付けてシャマルさんがなのはにそう頼む。なのはも頷いて女の子を抱き上げる。見たところ4、5歳くらいの女の子で背中にかかるくらい長い金髪が印象的だ。
「こんな小さい子がどうして………」
フェイトが思わずそう口をこぼす。
「さぁ、とにかく私達でこの子を安全に六課まで連れていく必ずね」
「だね」
俺は少し観察。
その女の子は体中ボロボロだった、どうやら長い距離を歩いていたようだ。腕には鎖でケースとつなげられている。一体誰がこんな小さな子にこんなことをしたんだ。
少しだけむかついていたこんな幼女がこんな仕打ちを受けて
「安心してね、私が絶対に守るから」
なのはに抱かれているその女の子を撫でながら俺はそう呟く。
なぜこんな風に感じたのかは少しだけ不明なんだけどね
とにかく急がないと。急ぎ足でヘリに向かう。その途中また通信が入ってきた。
「っ!来ました!ガジェットです!」
オペレーターのシャーリィからの通信だった。
「地下から数機ずつのグループで16…………20です!海上方面から12機単位が5グループ!……………っ!その逆方向からは12機体が3グループです!」
「こりゃまた多いなぁ……」
はやてがそう言葉をこぼす。確かに多い、今までならもう少し小規模で来ていたはずだ、俺も参戦しないといけないだろうな。どうやら連中にとって重要な代物のようだし…………それはレリックなのか……それともあの女の子か……。
「スターズ2からロングアーチへ………こちらスターズ2!」
ヴィータの声が聞こえてきた。あれ?そういやヴィータいなかったなぁ?
「海上演習中だったんだけどナカジマ三佐が許可をくれた。今現場に向かってる、それからもう一人………」
「108部隊、ギンガ・ナカジマです」
あぁあのおませな子か
「別件捜査の途中だったのですが、そちら件と関係がありそうなんです。参加してもよろしいでしょうか?」
「うん、お願いや。ほんならヴィータはリィンと合流、海上の南西方向のガジェットをお願いや」
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