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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
3章 葛藤
和解
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ロビーに於いてフォワード達に混じり、俺はなのはの過去をはなしだした。
それはエリオやキャロと変わらない年齢から魔法も知らないただの女の子が半端巻き込まれる形で魔法を知り、生死にかかわる実践を繰り返した話。
そして短期間で世界が終わるかもしれない事件を2度解決したこと。
なのは自身も知らない技術で夢を見つけたこと、そして熱中と繰り返した無茶が原因で任務中に大けがを負い再起不能と言われたこと
今は、立ち上がったけれど
「ここまでは幼馴染達は知ってるけれど、今から言うことはみんなは知らない話、なのは再起不能と言われてさぁ・・・深夜の病室で一人で泣いてたんだよ…俺はたまたま話があり、深夜に忍び込んで目のあたりにしたんだけど・・・」
俺にとってもあれは後悔の残る事件だった。
もう少し塩対応じゃなければあんなことにはならなかったのではないか
なのはの体調が悪かったのは知っていたからもう少しだけしっかりとなのはを注意深く見守っていられたのではないかと思う。
俺は少しだけ顔に出したかもしれないが、改めてフォワードと馬鹿副官を見ながら話をつづけた。
「確かに無茶をしても、命をかけても譲れぬ戦いの場は確かにある・・・だが、ティアナがミスショットをしたあの場面は自分の仲間の安全や命を賭けてでも、どうしても撃たねばならない状況だったの?」
綾はティアナを見て話しかけたが、それを聞いて、ティアナは固まる。
頭に浮かぶのはホテルでの自分の無茶な射撃・・・周りに嫉妬し、
自分が安心できる結果が欲しくて、勝手に暴走して失敗した自分の姿。
「訓練中のあの技は、一体誰の為の技なのかな?
俺はお前の兄貴と一緒に仕事もしたこともある。お前はあの時ランスターの銃はと言ったがデータさんはあんな無茶をしなかった。
したのはあの時の仕事は命を懸ける必要があったと私は思うけどな。
だってシスコンのお前ではなく、力なき市民を護る為に戦ったあの人を俺はいまだにあの人を尊敬している。
訓練中のあの技は本当にあの時に必要だったのかな?
あれがティーダさんが伝えた技なの?」
綾の続ける言葉に何も言えないティアナ。
「なのははさ、皆に自分と同じ思いをさせたくない為の訓練をしている。
落ちないように必ず帰ってこられるようにと丁寧にただ言葉足らずなあいつも悪いけどな。フォワード陣のに対する話はこれでおしまい。
あと騙しているようでごめんね。
少し訳ありでね旧姓南條 綾
今の名前は綾。
気づいてると思うけれど隊長たちの幼馴染でティーダさんともクイントさんとも仕事をしたことがあります。
坊主じゃなくエリオは薄々気づいてるみたいだったけれど、
エリオもう坊主って言わないよ。良い風に成長したね」
「ふん」
エリオはそう言いながら
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