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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
3章 葛藤
和解
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かを思い出したからかな。それと綾ちゃんの事を見つめていたいと思った事とかね」

 なのはが、俺を見る。その瞳は・・・いつもの、優しくて不屈の心を持った自慢の彼女なのはだった。

「その時の私は局員じゃなかったかもしれないけれど、でも嘱託として動いていて・・・ぶつかった時はただの私だった。なのに年月が過ぎてそれが出来なくなったの。だから、ティアナを傷つけた。そう考えた時ね。ちょっとだけすごく悲しく、辛かった。
私の夢が消えちゃったのかなと思っちゃったぐらい」

「そうなんだ」

「久しぶりにお兄ちゃんにも連絡したんだぁ」

 招来俺の義兄でもある予定の恭也さん。
現在は家族と一緒にドイツで暮らしてるんだけど、もしかしてなのは、恭也さんに今回の事を相談した?
ちなみに恭也さんの所に雫ちゃんというサイヤ人のハーフも真っ青のサラブレッド
夜の一族の身体能力と御神流の剣術、そして両親とも美形だし
今ドイツにいるとすれば確か原作でエリザベートっていう人設定では魔術師じゃなかったかな
超スーパーガールになりそう

「先ほど連絡して、話して・・・・・・お兄ちゃんもお姉ちゃんと、同じようなことがあったんだって。
それで、色々相談させてもらうことになったんだ。お父さんって線もあったんだけど少し恥ずかしくて」

「そっか」

「ティアナの事と綾ちゃんの事を相談に乗ってくれたよ。そういえばあの時もお兄ちゃんの言葉がきっかけだったかな」

「そうだね」

 俺もここから再スタートしてみよう

「こんなところでさ、悪いんだけど」

「う・うん」

「高町なのはさん」

「あ、はい」

「私は多分まだまだ弱いところが沢山あるかもしれないけれど、なのはの事を思う気持ちは負けてないと思う。貴方の事を愛しています。改めてお付き合いしてくれませんか?」

「はい、私でよければ」

「これで元通りだね」

「違うよ」

「そうなの」

「うん、喧嘩をして私たちもっと強い絆を手に入れたと思うんだ」

「そっか、うんその通りだ。すごいよなのは」

 俺はなのはを持ち上げて回りだした。

「きゃっ」

「愛してる。次元一素敵な女性だよ」

「大げさだよ」

「私の中ではね」

 そして俺は身体強化をしてなのはを上空に投げ上げた

「きゃ〜」

 俺も空を飛翔してお姫様抱っこ

「もぅ急にだとビックリするよ」

「愛してるよ」

「うん」

月明りをバックに俺はなのはにキスをした。

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