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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
3章 葛藤
和解
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俺となのはは二人きりになり基地の海岸線をゆっくりと歩き出した。
「「あ・あの」」
二人同時に話しかけてしまった。
「なのはからで」
「ううん、綾ちゃんからで」
「ごめん・・・なのは、酷い事を言ってしまって」
「私こそ・・」
・・・
・・・
・・・
「呆れちゃうよね、綾ちゃんが倒れるまで気づかなかった。」
「お話はきちんと」
「うん」
「だから言ったでしょうが。自分としてちゃんとぶつかれば、話せば、伝わるって、アリサたちもそうやって友人になったんだし。上司どうこう規律どうこうだけで考えるから、おかしくなるんだから」
「うん、ティアナを撃った時は、全然分からなかったのにね」
なのはのちょっとはにかんだような笑顔が俺にはすごく眩しかった。
「少し話しただけで、沢山の事が分かったの。私、ダメダメだったのかな。・・・・・・そうだね、今なら言える。
あの時の私の魔法は、私の魔法じゃなかった。高町なのはの魔法だって、胸を張って言えないようなものだった」
「そうだね、見てらんないくらいだった。でも・・・・・・まぁ、あれだよ」
「うん?」
「少し、言い過ぎた。・・・・・・ごめん」
「悪かったのは私の方だよ。綾ちゃんが…」
「謝りたくなったから。まぁ、俺はなのはと違って役職なしのフリーターだから」
「もう。でも・・・・・・それでも、変えちゃいけないことはあるんだよ」
なのはは俺の方をしっかり見ながら会話をつづけた。
「私は確かに教導官で、六課の隊長で、局員で・・・・・・だけど、変えたくないことがあるの」
日も落ちた海岸線の堤防付近を歩きながら街灯の明かりに照らされてゆっくりと話しながら歩いていた。
「一つは、私が『高町なのは』だということ。そして綾ちゃんの恋人ということはね変えたくないと思ったの」
「うん」
俺はなのはの話を一言も残らず聞く姿勢だった。
あの時俺はひどい事を言ったから、言った言葉を戻すことはいくらおれでも無理、もっとやり様はあったと思う。俺となのはの関係はティアナとのこととは別問題。
なのはの決断をしっかり聞く姿勢を忘れてはいけないと思う
「私は綾ちゃんが後先考えないことは知ってるつもり、そして今は後悔しているよね。
でも私のせいやティアナのせいにはしない。自分に正直できっとねピュアなんだよ。
私は綾ちゃんの心を護りたいと思ったの。義務とかじゃなくて・・・
にゃはは、なんというか私、ちょっと組織に染まり過ぎてたのかも。なんだかね、あれからそういうこととか綾ちゃんの事沢山考えてるんだ」
「そっかでもなんでそう思うの?」
「うーん、親友たちとどうやって一生の友達になれた
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