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提督はBarにいる。
鎮守府・愛のエプロン!第0回【試験放送回】-前編-
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「鎮守府広報活動の一環で、動画チャンネルを開設ねぇ……」

 とある日。青葉が若干興奮しながら書類の束を持ってきた。

「そうなんですよぉ、ようつべとかニ〇動なんかを使って、鎮守府にもっと親しみを持ってもらおうと」

 総務とか、他の部署の許可は取ってありますとの事。相変わらず、こういう事に関しては根回しが早い。その情熱の1割でも仕事に向けてくれると有り難いんだが……って、これも一応仕事になんのか。

「まぁ、別にいいんじゃねぇか?で……チャンネル開設するのはいいが、何をやるんだ?」

「ふっふっふ……そう来ると思ってました!既に企画書は準備してあるんです。それがコチラ!」

「何々……【鎮守府・愛のエプロン】?愛のエプロンて……アレか、芸能人が料理の腕前を披露する奴」

「そうです!何といっても我が鎮守府の特色は料理です。だからそれを前面に押し出した企画を組みました!」

 企画書を捲りつつ、中身を確認する。キャストは……

MC兼実況:青葉

解説:提督

審査員:青葉、提督(場合によってはゲスト審査員も登場)

スタッフ:妖精さん



「おいおい、妖精さんに負担がかかりすぎるんじゃねぇのか?コレ」

「あ、その辺は大丈夫です。妖精さん達にこのお話を持っていったら……」

( ・ワ・)b<楽しそうです故、全面協力するです

「……という心強いお言葉を頂きましたので」

 それでいいのか妖精さん。スタジオの建設から撮影機材の調達、実際の撮影までやる事になるんだが。面白そうな事はノリとテンションでやる連中なのは知ってたが、マジでやるのか。

「とりあえず、試験放送的に収録をやりまして。それを一度配信して視聴者の反応がみたいなぁと」

「ふ〜ん……それで?俺は何をすればいいんだ?」

「司令には出演する艦娘……つまりはエプロンガールズを抽選して頂きます!」

 そう言って出てきたのは籤引きの箱のような物。中にはウチの鎮守府に所属する艦娘全員の名前が入れてある、との事。

「まぁ、鳳翔さんや間宮さん、伊良湖ちゃんは巨匠ポジションなので特別に除外させて貰いましたが」

「それはしょうがねぇだろ。プロ級は出てもいいが、本職が出ちまうとつまらんからな」

「では提督、4人引いて下さい!」

 そうして俺は4人の出演者(生け贄?)を選ぶ為に箱に手を突っ込んだ。そして数日後ーー……





青葉「料理は愛だ!」

提督「愛があれば!」

2人「Love is OK!」

 ワーワードンドンパフパフ

青葉「さぁ始まりましたよ!鎮守府・愛のエプロン!」

提督「まぁ今回は試し録りの試験放送回だがな」

青葉「提督、そういうメ
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