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KANON 終わらない悪夢
80お姉ちゃんズのお腹を膨らませるのは俺?
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「王子様〜」
「主殿」
 魔物が一晩入って改造済みの月宮一行。
 チョロインさんの秘めた嫉妬が凄かったが、ザコちゃんコピーが里の母親の所に祐一クン汁を薄めたペットボトルの配達に行ってくれたので、凶器攻撃とか心中アタックは受けなかった。
 他の二人は女帝佐祐理の恐怖を肌で感じて、舞と鬼武者の破壊力も知っていたので許してくれたらしい。

「「パパ〜〜」」
 ヤンキー娘と教頭の孫にも順番が回り、北川の親分さんと用務員の叔父さんがカメラ借りてバシャバシャ写真撮影。
 ヤンキー娘も笑うように言われたが、美汐と栞と真琴二人の目つきが怖すぎて断念。
 友人の真琴お嬢と、先代北海道総長は一応許可してくれたが、二代目総長は許してくれなかった。
 美汐プレデターさんには、ネイティブアメリカンなナイフ一本やチェーンガンでも立ち向かえず、全身に泥でも塗って赤外線の遮蔽して、大木を落とす罠とか旧式の落とし穴でも用意しないと敵わない。
 教頭先生も号泣しながら孫娘を撮影。安い家族写真用の無限遠カメラなので涙で焦点がが合わないピンボケ事故は起こらなかったが、佐祐理やメイドも一眼レフで撮ってやったので、自分の命よりも大事な孫娘の晴れ姿の大判写真を仏壇の先祖にも見せられる。

『あ、私は良いのよ、でもお姉様とのケーキ入刀の写真はお願いしようかしら?』
 委員長は魔獣と悪鬼羅刹たちの脅威に、暗殺と命の危機を感じて遠慮したのに、何故か母親が着物のままサイドチェストでケーキ入刀。
 佐祐理の母も乱入してしまい、離婚が成立していなかったので、ちょっとした訴訟沙汰に。
 首輪とリードを佐祐理に離されて、放し飼いになっていた眼鏡地味子さんは存在自体忘れられた。
 それでも殆どの写真の背景に登場していて、後日「これ、誰? 背後霊? 心霊写真?」と思われた。
 祐一にだけは視認できたので、どう見ても小学生と一緒にケーキ入刀してビデオにも犯罪記録を残した。佐祐理と舞以外には、親友だったはずの美汐にも視認もできなかった。
 それ以降は魔物も精霊も入っておらず、昼間に精神注入?されたばかりで精霊引っこ抜かれた少女は、天上の快楽で脳みそとかプライドは壊れされたが、精神汚染度は低かったらしい。

 佐祐理のお陰でまた命拾いした祐一きゅん。それでも処刑台とか断頭台とか、あの世との境界にはよく連行してくれるお姉ちゃんだった。
 本来フルパワーになって、神様だか4次元生命体降りてきちゃってるので、昨日のように全員アヘらせてしまえばメス奴隷に改変できるのだが、佐祐理と委員長に自分の分体を返し、夜の街にも一人出勤、栞の監視にも一人。
 以前のように病気やイジメなどで危機に陥らないように見ているのではなく、殺人技を使った時にタヒ体を出さないように、月影先生の髪型で白目剥いて監視してい
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