引越し
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アイリさんのやっぱり向こうで家具を買いましょうという事でこの家は残しておくことになった。インターホン?誰だろう?新聞勧誘かな
「あ、シュテル、どうした?」
「ダーリンに会いたかったので」
「そのダーリン言うの止めないか?」
「嫌です」
そうか、ま別に気にする事もないか。止めろ云々はお約束という事で
「悪いが引っ越しの途中なんだ」
「引っ越し...ですか?」
「あぁ」
「でしたら私達も一緒に行ってはダメですか?」
シュテルの無表情の顔が連れていってくれと言っている
「アイリさんにダメ元で頼んでみたら?」
「はい!」
という事で紫天一家が家に来た
「今日来たのは頼み事があっての事です」
「なにかしら?」
「私達紫天一家も連れていってもらえないでしょうか?」
まぁ無理だろうな
「いいわよ」
うんうんやっぱり無理...へ?
「いいんですかアイリさん!?」
「えぇ、だって部屋が3つ余ってるじゃない?それを使えば大丈夫でしょ?それにこの子達も働いてるんでしょ?なら大丈夫よ」
そういう物かな?こうして紫天一家も俺達の家についてくる事になった
「悲しいですわ美遊、妹が旅立ってしまうなんて」
「すみません。でも総刃やイリヤと一緒にいたいので」
「ま、いいんじゃない?この子達は魔術の世界より魔法の世界の方が合ってるんだし。」
「貴女にはこの気持ちがわかりませんよね遠坂凛!」
ハンカチを噛み締めて悔しがるルヴィア
「それじゃあね、いつかまた顔を出してくれたらいいから」
「はい、これまでありがとうございました!」
バタンと扉が閉まる
「行っちゃったわね」
「...はい、ですがこれも仕方ない事、どうせいつかはこの日がやって来る事は分かっていたんですから」
別れを悲しむ二人であった
「インターホン、美遊かな?」
出ると美遊が旅行鞄を手に来ていた
「とりあえずあがってって」
「分かった」
「美遊ちゃん!いらっしゃい!これからは家族ね」
「はい、よろしくお願いします」
「こうなると俺も働き口を探さないとな」
「魔法が使えないお兄ちゃんは何するの?」
「飲食店かなぁ?」
士郎さんが作る料理なら売れるだろうな
「奥様方遊んでないで荷物整理を手伝って下さい」
「もう、セラは固いんだから。移動なら総刃君のイージスで一発でしょ?」
「そうですが日の高い内に行っておくべきです」
「はーい」
「ソウ、準備できたよ」
「私も」
「はいよ、んじゃ荷物入れてくな」
イリヤ、クロ、美遊、
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