暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
2章 機動六課
昇格試験3
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「……それじゃあ聞かせて貰いましょうか。綾が考えた作戦を」
「ああ。時間が迫ってきてるから言うね。まず、ティアさんが幻術を使って囮になる。
そしたら多分どこかビルから攻撃が来るはずだ。それを見てスバルさんが場所を確認他のビルの屋上から先ほど使った道を出す術を使用後そこに突撃・・・そして破壊するの」
確かにこの作戦なら何とかできるかもしれない。
「綾ちゃんはどうするの?」
「そうよ。綾はどうするのよ?」
「もちろん、私は私でやりますよ。私とだと高度な連携は難しいと思うからお願いできないかな。でもお二人は出来ますよね」
「今はそれにかけるしかなさそうね」
「ティアさんありがとう助けてくれて」
「同じパーティーでしょ」
「綾ちゃんは大丈夫なの?」
「大丈夫ですよスバルさん。一応私オールマイティですから信じてください」
「必ず突破してね」
「はい」
「……フェイクシルエット……これ無茶苦茶魔力喰うのよね。まったく、綾も本当に無茶な作戦立ててくれたわよ…ほんと」
なんでこれを知っていたのか疑問なんだけど、今はいい。スバル聞こえる?」
「聞こえてるよ、ティア。後は任せて!」
ティアの念話に返事をする。
「いい?一撃で決めるのよ。じゃないと三人とも落第なんだから」
「うん!」
私は、空も飛べないしティアみたいに遠くまで届く攻撃も無い。
出来るのは全力で動く事とクロスレンジの一発だけ…。
だけど、決めたんだ『あの人』みたいに強くなるって。
「ウィング」
なにかを、なにかを守れる自分になるって!!
「ロード!!」
ローラーが壊れそうなぐらいの音をしながら高速回転をして目的の場所に向かった
「いくっぞ〜」
俺は別のビルの屋上からスバルが突撃するのを確認する。
窓があるのに壁を壊して突進って
あぁあの人の忘れ形見か
どうりであの積極性・・・
ナカジマとあの積極的な突進で思い出すんだった。
これも何かの縁ですか、ティーダさんとクイントさん。
俺も行きますか
俺は力ある言葉を発した。
『
飛翔
(
フライ
)
』
そう呟くと地面を蹴って宙を舞う。
これはいつも使用している黒鳥嵐飛(レイ・ヴン)ではなく、ただの飛翔呪文
一回だけ闇の書事件の時ガウ・バンに使用した呪文だけど、あの時は誰ももいなかったし大丈夫でしょ。
それに今の俺はレイ・ヴン使用不可だし
どれだけBASTARD呪文に頼ってたかわかる。
ティアがいないのは結構不安に感じる
そして、スバルが突撃したビルに飛翔する
「くぅ……シールドが堅い。でも、はぁ〜」
スバルは大型オートスフィアのシールドを破壊した。
ター
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