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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
2章 機動六課
昇格試験2
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ん。油断してた」

「・・・あたしの不注意よ。気づいたものがやっていくのがチームでしょ」

「・・・」

 ちっまさか俺自身が足手まといになるなんて

「走るのは無理そうね。これじゃあ、最終関門は抜けられない」

「ティア・・・」

 自分の足を見つめながら呟くティア。
 それを見つめるスバルと俺。


「あたしが離れた位置からサポートするわ。そうすればあんた達二人でゴール出来る」

「ティア!」

「うっさい!次の受験の時はあたし一人で受けるつってんのよ!」

「次って……半年後だよ…」

「迷惑な足手まといがいなくなればあたしはその方が気楽なのよ!」

 強がっているけどティアの考えてることが簡単にわかる。
自分が居たら俺たちまで不合格になる、
まったく似た者兄弟だ

「わかったら、さっさと―――くっ!」

 無理して立ち上がるが痛みで顔が歪んでいる。


「ティアを置いて行くなんて…そんなの嫌だよ!」

「それじゃあ、走れないバックスを抱えて残り少しの時間でどうやってゴールすんのよ!あんたに考えがあるなら言ってみなさいよ!」

「それは・・・」

「一つだけあるけれど、」

「え?」

「一つだけ方法があるでももしかしたら失格になるけれど案はあるよ」

 俺の言葉にティアとスバルが振り向く。

「反則ギリギリ・・・もしかしたら試験に落ちるかもしれないけど・・・だけど上手くいけば、三人一緒にゴールできる・・・と思う」

 試験官なのはだからなぁこういう時は厳しいからどうなんだろう
俺のミスだし、自信はないんだけど、この子落としたら天国にいるティーダさんに申し訳ないし多分、無茶だろうがそれしか方法はない。
それを聞いてスバルは乗り気だった。
俺自身はあれぐらい受けたところで大丈夫だったのだが、普通は危ないからなぁ

「やろうよ、ティア!」

「スバル・・・?」

 必ず成功する……と言たげなスバルの顔。
このこ心根がなのはに似てるかもと思ってしまった。

「私・・・ティアと綾ちゃんと三人でゴールしたい!」

「ふぅ・・・わかったわ」

 スバルの言葉に観念したようだった。

「・・・それじゃあ聞かせて。綾がが考えた反則ギリギリの裏技作戦を・・・」

 裏技ってまぁ魔法使いは元々魔法を使うだけが仕事ではない
本来は知識を出すのも仕事だ
力業でどうにかなる人達ばっかりだから使わないだけで・・・
適格な魔法をそのばで使う
それが本当の魔法使いだと思う。
見せてやるよ魔法使いのやり方を
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