暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
2章 機動六課
昇格試験
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 廃ビルの屋上に3人がいた。
実際には2人と1人
 一人は軽快なフットワークを見せながらシャドーをしてい青髪の少女。
 もう一人はその少し後ろで自分のデバイスを弄っているオレンジツインテールの少女
たぶん二人は友人か何かなんだろう
最後にそれを手摺りに寄りかかりながら見ている女性

 なぜ彼女らがこんな所にいるのかと言うと今日この場所で魔導師B級ランクの昇級試験が行われる事になっている。
だがやる気が感じられる二人に対して、もう一人はどこかやる気が感じられない風だった。

 準備体操を終えた青髪の少女が壁に寄り添っていた女性に近づいてきた。
実は先ほどからちらちらと興味を持ってみて言うたのだが、彼女の方は気づいているのかいないのかわからない態度を取っていた。

「えっと名前を聞いてもいいかな」

「あっ私の事、人に名前を聞くときは自分から名乗るって教わらなかった?」

「ごめんねぇ、私の名前はスバル・ナカジマ、そこで準備しているのがティアナ・ランスター」

「え!」

 ティーダさんさんの妹か、こんなに大きくなったんだ
やっぱり過ぎ去った(とき)が違うからビックリする。あれから俺にとっては1,2年前だけど、この子らにしたら6,7年前になるんだよな〜

「ちょ、スバル」

「でも一緒に受けるんだから自己紹介した方がいいって」

「もぅ」

「ふっ〜」

 少女は行き成り二人が話し出していたのでこれは何かの寸劇かと思ってしまったがまぁ気を取り直して

「綾、えっとこちらの方の言い方をすれば アヤよ
せっかく二人での試験だったのに割り込みしてごめんね」

「ううん、大勢の方が楽しくていいよ」

「そういう問題じゃないでしょ。さっさと準備しなさい。それにそんなに暴れてるとそのオンボロローラー壊れるわよ」

「ティア〜。そんなこと言わないで油もちゃんと差してきたから大丈夫だよ」

「仲良しさんだね」

「うん、ティアとは訓練校の時からのパートナーだから」

「腐れ縁よ、それより」

「私は嘱託魔導士なの。なんか仕事をするのに受けろってうるさいから、足てまといにはならないつもりよろしく」

 ティアと言われた方の症状を見るとなんで嘱託がって感じだ・・・
まぁ青髪のスバルと言われた方は何も気にしてないみたいだったが

≪大丈夫かな≫

≪確かにそうですよねランクで4つか5つぐらい落として、切り札も大半が使用不可能そこまでする必要が綾様にあるのですか?≫

≪でもそこまでしないとねぇ≫

≪綾様をあの時狙ってたのが分かりませんからね≫

≪うん≫

「・・・ねぇ聴いてる。綾さん」

「ごめんね、なんだった?頭の中でシミュレートしてたからごめん
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