暁 〜小説投稿サイト〜
青いネコ型ロボットとか妖怪とかが居る平和な世界でのんびりしていたらヤンヤンな駆逐艦娘たちに襲われたお話
プロローグ前編〜終わりなき因果の始まり〜
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供には子供にをと、同じくらいの子供を送るという、とんでもない方法に出たのだ。
だが当然本当に一般公開しても誰も応募しないだろう。
ましてやその事を本当に公開してしまったら海軍が政治的に大きなダメージが出るであろう。
それを防ぐ為に日本各地から完全に孤立をし表社会に出れない少年を探した結果、俺に白羽の矢がたったという。
それに関して俺は他にもいるだろうと言ったが他のはロクでもない奴ばかりだといった。
自分もロクでもない奴じゃないのかと言ったがダントツで俺がまともで大人しくすることができると言われた。
結局俺は海軍に無理やりその保護所に連れてこられた。
もちろん俺が犯罪者だと言うことをふせて。
そこに入って俺は始めて艦娘を目にした。
俺からみた艦娘たちは髪の色に少し変わった髪型、話だけだが少し個性的すぎる性格だとかそのあたりは普通の人間と違うと認識したが、それ以外ではほば普通の女の子だった。
当然の反応であるが俺が来たことにより艦娘たちは不審に思い始めた。
そこで俺と一緒に同行していた憲兵はみんなに、このようなことを口にした。
艦娘たちはここに何年もいるのは衛生上良くはなく、やはり社会に出て生活するのが大切だという。
しかしここにくるまでの経緯のせいで人間に警戒心をもっているのですぐには不可能だと言うことでまずは俺とのふれあいで慣れていってもらおうとのことだ。
少し話をした憲兵は終わったら俺を見て頼んだぞと伝えるように浅く頷き、そのままここを後にした。
さっそく本人たちに艦娘のことについて聞いてみることにしてみた。
まずは、いかにも普通っぽそうな子達に聞いてみると海軍の狙い通り同じくらいの歳のおかげであまり警戒されることなく接することができた。
艦娘については少しだけ聞いたが本人たちに直接聞きたいという事で質問してみる。
まず、艦娘は生み出すための装置にいろいろな資材を投入しそこで建造をすることで新しい仲間を簡単に造り出すと言われる。
それだけでもすごいと感じたがそのあと説明の方でさらに驚くことを聞いた。
艦娘たちは入渠とよばれるいわば治療することであるが、例え重症になろうがなんと一定の資材を使えば長くても数時間で直るという。
さすがの俺でも不気味だと感じた。
けど、すごく羨ましくもかんじた。
少年院に入る前の生活を思い出す。
道を歩けば回りの大人たちは嫌な子供だといい、
学校に入れば当たり前のように罵声が降りかかってくる
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