暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
1章 戻ってきた
黎明〜緩泣
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った。
「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰塵と化せ冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門」
「あ・綾ちゃんその呪文は・・・」
「呪われたアーティファクトよ消え失せろぉ」
力ある言葉を発した。
「七鍵守護神(ハーロ・イーン)」
超エネルギーの破壊光線がロストロギアの球体をめがけて撃ち込まれた。
それは声を上げたような悲鳴にも似た音を出し消滅していった。
「終了」
「綾、君は何を?」
「消滅させたんだけど。何?」
「あれを確保するのが今回の任務だったんだ?」
「そして脳みそ食われて死んでいくの」
「な・何?」
「ク・クロノ君、じゃなくクロノ艦長」
「なのはどうした」
「綾ちゃんの言う通り、あの怪物にやられた職員は全員脳を吸ったように気がします」
「後で詳しい事を」
「うん」
「
闇
(
ダークネス
)
さんもナイスタイミングだ。クロノ私はどうすればいい?」
「君も詳しく話を聞きたいので同乗してくれるか?」
「了解、そのまえに」
綾はなのはの頭に手を乗せ呪文を放った。
「どう、頭スッキリした。」
「うん、ありがとう」
なのははもう一度抱きしめた。
「ただ今、なのは」
綾もゆっくりと抱きしめ返した。
その間何回もクロノから帰還命令が来ていたが無視した。
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