ペルソナ3
1845話
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当然だろう。
一応俺達は桐条達とは違う勢力ではあるのだが、現状では桐条達と協力関係にあるのは間違いない。
これで以前の交渉が決裂し、敵対しているのであれば同じクラスにはしなかったと思うが。
……いや、桐条グループが運営しているこの月光館学園で、桐条と敵対するというのはかなり痛いだろう。
特に今は俺が生徒として通っているが、以前桐条達と交渉した時はまだ友好関係を結んでいる訳ではなかった。
「そうなる。色々と迷惑を掛けるかもしれないが、よろしく頼む」
「まぁ、こっちで出来る程度ならな」
にしても、転入してくる奴が3年なら、桐条や真田と同じクラスにしたんだろうが……もし1年だったら、どうしてたんだろうな?
何をするにしても、ペルソナ使いがいない以上、どうしても色々と手間が掛かる。
まさか、無理矢理2年3年にする訳にはいかなかっただろうが。
俺と違って、きちんと戸籍とかもあるんだろうし。
「それと……魔法についてだが、やはり難しいな。ペルソナ以外に私も魔法を使えるようになれば、タルタロスでの戦闘もかなり楽になるのだが」
「だろうな。まぁ、魔法についての習得具合は俺も何とも言えないから、あくまでも桐条次第だけど」
「……本当に、どうやってお前は魔法を使っているのだ?」
溜息を吐く桐条。
もっとも、それも仕方がないだろう。
元々このペルソナ世界はネギま世界と同じくらいに魔法が使いやすい世界ではあるが、魔法球の中で練習する程の効率はない。
ましてや、生徒会長であり、桐条グループの令嬢であり、影時間を解決する為に行動していると考えれば、自由に出来る時間はそう多くはないのだろうか。
その後、30分程、俺は桐条の愚痴に付き合うのだった。
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