第一章
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仮面ライダーゴースト 我等あり
天空寺タケル達の戦いは終わった、天空寺タケルは生き返り普通の高校生活に戻っていた。だが家である大天空寺に戻ってだ、いきなり山ノ内御成にこんなことを言われた。
「タケル殿、仙人殿いえ住職殿を見ませんでしたか?」
「あの人?」
「はい、先程からお姿が見えないのですが」
「俺知らないけれど」
帰宅早々そう言われてだ、天空寺は御成に目を瞬かせてから答えた。
「あの人またかな」
「いやいや、そうすぐに判断してはいけませんぞ」
「何処かに行ったとか」
「はい、そうしたことはです」
考えるべきではないというのだ。
「この寺の何処かにおられるか」
「だといいけれど」
正直天空寺はこのことはかなり不安であった、何しろ住職こと仙人がこれまでしてきたことがしてきたことからだ。
「いや、本当に」
「しかしタケル殿はですな」
「うん、知らないよ」
このことは事実だった。
「あの人が何処に行ったとかね」
「わかりました、そうですか」
「うん、ただあの人はね」
天空寺は眉を少し顰めさせ考える顔になって御成に答えた。
「いつもだからね」
「急におられなくなることは」
「うん、住職さんになっても」
「はい、実は拙僧がです」
御成は神妙な顔で天空寺に話した。
「住職代理のままです」
「お寺の仕事してるよね」
「左様です、ジャべル殿の助けも借りて」
「ジャベルさんよく働くしね」
「極めて勤勉な方ですぞ」
御成はジャバルのことも話した、手振りまで入れてそのうえで熱くだ。
「実に素晴らしい方です」
「そうだよね、敵だった時は強かったけれど」
「今はです」
「頼りになるお寺の人だね」
「全くです、寺は何かとするこが多いですが」
「雑用がね」
「いえいえ、雑用と言って馬鹿にしてはいけませんぞ」
天空寺のその雑用という言葉をだ、御成は真剣な顔で注意を入れた。右手の人差し指を立たせたうえで。
「掃除や家事、そうしたことが出来ないとです」
「何も出来ないんだね」
「左様です」
その通りだというのだ。
「雑用を必死に馬鹿にせず真剣に行ってこそです」
「何かを出来る、だね」
「そうですぞ、そこは馬鹿にされぬ様」
「わかったよ、考えをあらためるよ」
「その様に。それでなのですが」
御成は天空寺に雑用のことを話してからあらためて言った。
「仙人殿がおられないとなると」
「その分だね」
「拙僧が頑張ります」
「うん、頑張ってね」
「そうしますぞ」
御成は今も極めて前向きだった、そしてだった。
彼も制服から動きやすい私服に着替えて御成の仕事を手伝うことにした、そこに月村アカリそれにナリタとシブヤも来て天空寺に何をしているのかを聞い
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