第二章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」
「そやな。それええな」
「あの店のラーメンも結構ええ感じやしな」
「中華も置いとくか」
「あとカレーもやな」
今度はカレーの話になる。とにかく大阪の味をこれでもかと出して名古屋にぶつけようというのだ。彼等は完全に本気モードだった。
「カレーも用意するか」
「やっぱり難波のあのカレーやな」
「そや、あのカレーや」
大阪の難波にあるカレー屋にもだ。発注しようというのだ。
「御飯とカレーを最初からまぶしたカレーな」
「あれは大阪のカレーやさかいな」
「織田作さんも贔屓にしとったカレーや」
戦前から終戦直後にかけて活躍した大阪生まれの大阪育ちの作家である。大阪を舞台にした放浪と人間の心を書いた作家として知られている。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ