裏切りの世界
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室に入って来た友達Bの元へ駆け寄って行って抱き合い楽しそうに話しています。
納得。わたしの心が判断した結論、それは納得、漢字二文字。ひらがな四文字。
だってじゅっちゃんという女の子はそうゆう子だから。
家はそこそこお金持ちでいろいろ恵まれているのに欲しがりさん。わたしが持っている物を全て奪い取っていく小悪魔さん。旧友と呼んだのもその理由あって。
裏切り者のじゅっちゃん。彼女にとって嘘をつくのは呼吸するのと同義語。裏切るのだってそう。
お馬鹿でお人好しのわたしはこうなると分かってていっつもじゅっちゃんに無償の供与をしてしまう。
そして用済みになったら捨てられる。使い捨ての駒。
―こうしてわたしはクラスから孤立しました。最初から分かっていたこと。
それでもやっぱり現実は辛いものがあります。
どうか神様、先生様、わたしに気持ちの整理をする時間を下さいな_?
窓の外に広がる青空を眺め祈ってみたけど効果はありませんでした。
今日もいつもと変わらない日常が始まります。
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