78、M78星雲からの使者?
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が、自分の肉体部分にも神々と精霊が降りてきたのを感じたので、この儀式も無駄ではなかったのだと思うことにした。
佐祐理嬢結婚式後、披露宴会場
足腰立たなかった佐祐理や舞、一度舞の魔物で精霊が入った巫女一同も魔物の回復力で復活し、祐一を「ご主人様」と呼ぶ佐祐理の母とママ友? 倉田の庶子、父兄一同、末席に陸上部女子とか、佐祐理の妹でクラスメイトの眼鏡の三人まで連行され、美汐、美汐のお婆ちゃん、マコピー、月宮の侵攻部隊を抑えられる古老まで招かれて披露宴が開始された。
「ええ、本日はお日柄も良く、ゲフゲフッ…」
倉田の前当主が息も絶え絶えに挨拶をしたが、誰もそんなもん聞いちゃあいなかった。
(((((何だよ、あのチンチクリン、改造されたのかデカイケツと乳しやがって、何が「僕の本当の嫁」だよ、あの時助けなきゃ良かった。さっさとタヒねっ!)))))
舞の中にいる五人の人格は、あゆを一切認めておらず、昨日は霊体のままだったチンチクリンのくせに、今日はデカイケツして座らされ、自分より上席で祐一に並んでいるので、心の中で悪態つきまくっていた。
(え? ゆうくん、どうしてあの子があたしより上なの? 秋子様と名雪様はいなくても真琴はいるのに? なんであんな寝てる子がお姉様と並んでるの?)
祐一の左右に佐祐理とあゆ、佐祐理の隣に舞。
もし天使の人形の絶叫告白を聞いて「この子が本当の僕の嫁」と言うのを聞いてしまったら、錯乱して毒入りになって麻痺になって石化して、爆弾岩になってメガンテで自爆していたみーちゃん。
少なくとも匕首を出してあゆを刺したり、「ゆうくんと一緒になれないなら、いいよね? いいよね?」と叫んで暴れ、祐一の腹に護身用の懐剣が差し込まれるか、手首をリスカするぐらいでは済まず、祝いの席で首の動脈切ってしまって、呪いのタヒ体が増えて大惨事になっていた。
(祐一さん、また女の子が増えましたね? 女子陸上部全員ってナンデスカ? 倉田家の巫女さん全員? お姉さま方のお母さん? 委員長のお母さん? 全員ぶっ殺してやる)
闇落ちした栞さんも、相変わらず物騒なことを考えながらマッスルボディを柔軟して、名雪の友人とかお姉さま方の母親、倉田の庶子と一緒に祐一をぶっ殺す準備をしていた。
しかし美汐の術で祐一を処刑するのは禁止されているので、ペガサス座の軌道を手でなぞり、小宇宙を高めて呪縛を破るため、セブンセンシズに目覚めようとしていた。
(おとうさん、初恋の女の子は私って言ったよね? 何で同世代のあゆさんが私より上なの? せめて月宮では私が一番だったのに、直系でも無いど〜〜〜〜でも良い子が上なんて有り得ない)
怪獣大決戦では、かな〜り低い位置にいる月宮真琴さんも、月宮最強で祐一の初恋の女の子だと思っていたのに、別の子が仏恥
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