第1話 実験
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ビィは笑顔でそう言った。
戦兎はエスプレッソを飲みながら空を見ていた。
「あの、戦兎さん一口食べますか?」
ルビィは戦兎にそう聞いた。
「えっ?」
戦兎はルビィの一言に固まった。
「やっぱり嫌ですか?」
ルビィはそう戦兎に聞いた。
「いや、嫌じゃないが」
そう戦兎は言った。
「はい」
ルビィはチーズケーキを一口サイズにして戦兎の口に運んだ。
戦兎はされるがままにチーズケーキを食べた。
「美味いな」
戦兎はそうルビィに言った。
「ですよね////」
ルビィは顔が赤くなりながら頷いた。
「あれ?ルビィちゃん?」
後ろからルビィの名前を呼ぶ少女が立っていた。
「あっ!花丸ちゃん」
ルビィはイスから立ち上がり花丸に近づいた。
「何してるずら?」
花丸と呼ばれる少女はルビィと戦兎を見て何かを察した。
「デートしてたずらか?」
そう花丸はルビィに小声で聞いた。
「ピギィ!ち、違うよ!」
そうルビィは花丸に言った。
「そうずらか」
花丸はルビィの隣に座り戦兎をじっと見た。
「うん!」
ルビィは花丸と話をしていた。
戦兎は空を見ながら片手にフルボトルを持ちながらただ時が過ぎるのを待った。
┫?┣
海に近いダイビングショップで働く少女松浦果南は海をジェットスキーで飛ばしていた。
「うーん!いい天気だな〜」
そう言って果南は岸に上がり砂浜に向かって歩き始めた。
「あれ?」
果南は何かを見つけた。
それは男性だった。
「大丈夫ですか?」
そう果南は男性を揺すった。
「うっ!は・・・」
男性は何かを言おうとした。
「は?」
「腹へった〜」
そう男性は言った。
「えっ?」
果南はとりあえずほっとけなかったのか男性を背負い運び始めた。
┫松浦家┣
果南はキッチンで料理を作り始めた。
「よし!」
果南は焼きそばとカレーライスを男性の前に出した。
「飯!」
男性は目が覚めたのか目の前の食事をじっと見た。
「食べて構いませんよ。昨日の残りだから」
そう果南は男性に言った。
「悪いな!いただきます!」
バクバクバク!
男性は焼きそばとカレーライスをガツガツと食べながら食べ終えた。
「ごちそうさん!」
そう男性は果南に頭を下げて言った。
「お粗末様」
果南はそう男性に言った。
「ところで、貴方はあんな場所でどうして倒れてたの?」
果南はそう男性に聞いた。
「ああ、会社をクビになっていく宛も無くこの
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