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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
6章 消滅
再登場その名は・・・
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バックから犬笛を取りだしそれを吹いた。
俺は犬笛を吹いてから何も起きなかった。
「綾何も起きないのだけど?」
「起きないねぇ」
「はい起きません」
「これを吹いたらどうなる予定だったの綾?」
「ん〜これ貰って5年以上経つから壊れちゃったのかな」
「アーティファクトがたかが5年で壊れるわきゃないだろうが・・・人間の物差しで考えるな」
声が聞こえたと同時に俺たち三人の前から光を放ち、人型になっていった。
「眩しい・・・」
光が収まると190強で上下革製品の服を着た青年が俺たちの前に現れた。
服装でいえば俺が生前遊んでいたFF8の主人公の服そっくりなんだなぁ
元TRPGキャラだから仕方ないのか
「よう、綾にフェイト」
「来るの遅いんですけど」
「え、私の事を知ってる?」
「フェイトってば冷たいよね。小学校の同級生なのに?ねぇ」
「まぁ俺自身フェイトが転校してきてからあまりかかわってないからなぁ」
「同級生?」
「何の用だ?困っているようには見えないんだが」
「私の疑問は?」
「少しだけ相談があってね」
「珍しいな綾が相談なんて」
「私にだって相談することはあるよ」
「そこのお嬢ちゃんがらみか?」
「わかる?」
「お前自身なら二人きりでの相談だろ、俺の事が分からないフェイトは除外して、この部屋にはあとそこの女の子しかいないからなぁ」
「ご名答、キャロ」
フェイトの後ろにいたキャラを前に出し紹介したところで
「あ、あのへんなこと言う子供だと思うかもしれませんが、あなたは誰なんです?」
「ん〜俺か?」
「はい、本当に失礼なんですが人とは」
「キャロ」
フェイトは誰か気づいてない男性に失礼な事を言うのではないかと心配をしていた。
「おい」
「は、はい」
そういった瞬間フェイトはキャロの前に守るように立ちふさがった
「そう言ったら驚くってサイツ」
「あ〜あっばらしやがった。まぁいいけどな」
「す、すみません」
「おぅ、驚かしちまったか?悪いな。変なこと言ってないぜ。キャロにはわかるんだな」
「あ、はい」
「綾、珍しい人物に合わせてもらった」
「あ〜っサイツ君」
「「いまさらか」」
「綾どういう事、キャロの竜の事での保証が何でサイツ君なの?」
「だって私こいつしかこの件で太鼓判を持てる人物知らないし」
「竜の件か・・・なら俺が一番じゃねぇ」
「だよね」
「あぁ」
肩に乗っていたフリード自身キャロの方から降りて地上に降り立ち頭を下げた。
まるで臣下の礼をするかのような感じにも見えた
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