暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
6章 消滅
最初のレリック事件2
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ェロッサは本局の廊下を歩きながら、
「ところでクロノ君。君から見てどうだい? 君が見守ってきたエース達は」
「………なのはやはやて、フェイトの事か? 今更僕が語るまでもないよ。それぞれ優秀だよ綾に限っては僕が見守っていたわけではないが」
「しかし4人ともまるで申し合わせたように技能と能力がバラけているね。
希少技能レアスキルと固有先力を持って支援特化型で指揮能力も持つ八神はやて特別捜査官。
法務と事件捜査担当。多様な魔法と高い戦闘力で単身でも動けるフェイト・T・ハラオウン執務官。
部隊メンバーを鍛え育てることができてこと戦闘となれば単身でも集団戦闘でもあらゆる戦況を打破してみせる勝利の鍵高町なのは二等空尉
この世の一人しか使えない魔法を駆使し、一人で戦闘をひっくり返す戦闘能力を誇る南條綾嘱託魔導士
彼女は気まぐれに動くからジョーカーに近いのが怖いところ。
四人が揃えば世界の一つや二つ軽々と救ってみせてくれそうだなってさ。かの「三提督」の現役時代みたいに」
「まぁ夢物語ではあるがな。部隊の魔導師は保持制限があるしそれぞれの目的や進路もある。
だがまぁそれでも正直夢は見たくなる。しがらみとやるせない出来事と手を伸ばしても届かない苦しみばかりの仕事の中でも、あの四人なら光だけを掴んでくれそうに思っている」
「クロノ君はやっぱり優しいお兄ちゃんだねぇ」
「なんだ、それは…?」
クロノとヴェロッサは笑いながら歩いて行った。
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