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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
6章 消滅
最初のレリック事件2
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のはさん!」

「うん」

 そこでフェイトがユーノに話をする。

「なのはは本当に嬉しそうだけどユーノはやっぱり心配でしょ? あの事件のあと、私達は付きっきりだったし…」

「うん…。心配は心配だけどなのはが空を初めて飛んだ時からなんとなく思っていたんだ。なのはには他のどんな場所より青い空がよく似合うって…」

 それでヴィータとフェイトはなにか感じたのか一緒になっていい顔になる。

「そういやフェイトまた孤児院に行っているの」

「うん。私の事件で知り合った子たちの今後を知りたくてね」

「そうか。フェイトちゃんが専門のロストロギアの私的利用とか違法研究の捜査とかだと子供が巻き込まれる事多いからな」

「…うん。悲しいことなんだけどね。特に強い魔力や先天資質のある子供は…」

「だからお前はそれを救って回っているのだろう」

「そーだよ」

 シグナムがフェイトに質問をしていた。

「子供が自由に未来を見られない世界は大人も寂しいですからね」

「そう言う意味ではお前は執務官になれてよかったのだろうな。試験に二度も落ちた時はもう駄目かと思ったが…」

「あぅ………! シグナム! あなたはそうやって事あるごとに…写真見せてあげませんよ!」

「し、試験の時は私が色々と心配かけたりしましたから…」

 なのはが萎縮してそう語る。
確かにあの時は色々と重なっていた時期だったとみんなは思う。

「その点はやてさんはすごいわよね」

「上級キャリア試験に一発合格!」

「ふぇ…私はそのタイミングとか色々と運が良かっただけですからー。 希少技能レアスキル持ちの特例もありましたし」

「またまたぁ」

 エイミィがはやてをからかう。
かっこうの餌なのだろう。

「すごい勉強してましたもんね」

「あの時から試験と聞くともう心配で心配で」

「 希少技能レアスキル保有者とかスタンドアロンで優秀な魔導師は結局便利アイテム扱いやからなー。適材が適所に配置されるとは限らへん」

「はやてとヴォルケンズの悩みどころだな」

「でも、はやてちゃんの目標通り部隊指揮官になれば…」

「そのための研修も受けてるじゃない」

「準備と計画はしてるんやけどなー。まだ当分は特別捜査官としていろんな部署を渡り鳥や」

「でも経験や経歴を積んだり人脈作りができるのは良いことですよね」

「まぁ確かに」

「陸上部隊は海や空と違って部隊ごとの縄張り意識みたいなんも強いしそのへん肌で感じてみるといい………ってクロノ君も教えてくれたしな。
まぁ、部隊指揮官はなったらなったで大変そーやしどこかで腰据えて落ち着けたらそれはそれで………ゆー感じやね。


 クロノとヴ
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