77天孫降臨?
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
小戸の阿波岐原に御禊祓へ給ひし時に生座る祓戸の大神達…』
神職とか神主はマコピーが魅了、臨時と本職の巫女もヤりまくってタヒんで全滅しているので、舞が詔を唱えた。
滅びの巫女で仮のイザナギの知識なのか、草木の精霊がアカシックレコードからでも記憶を引き出しているらしい。
元々何の能力も持っていない神主に唱えさせても、神々にまで声は届かない。 栞がこの場所で結構な金額を払って神主に祈祷を受けたときと同じで、ただの寝言である。
今の佐祐理にも可能だが、どこかの料亭の女将みたいに横から囁いて、何を唱えるか教えないといけないので、舞の本体が唱えた。警護のため楽の舞は鬼武者のまま外で参列。
『掛まくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊祓へ給ひし時に成り座せる祓戸の大神等諸々の禍事 罪 穢有らむとも 祓い給うな 清め給うな白す事を聞食せと 恐み恐みも白す』
イザナギが黄泉の国に行って穢れ、禊を行ったが、穢れを払うよう請願するのではなく、穢れを払わないように願う舞。
ここに集められた巫女の大半は穢れていて、昨夜から今日の昼に舞の魔物、精霊を貸し与えられた娘がまだ穢れていない程度。
佐祐理も舞も不在の香里まで生命の危機に陥った事がある少女は、漏れなく他人の命を食わされて生き延び、接ぎ木されて別人の命のローソクで増築工事までされているのでケガレを払われるとタヒぬ。
佐祐理は勅に合わせて以前教えられた神楽を舞い、重量30キロ近くある十二単でも魔物の脚力で華麗に舞った。
ついに念願の少女で親友と神前結婚できるので、本当に舞い上がって、背中から見えない天使?の羽を出して踊った。
栞の悪魔の羽と違って、見える人物には白い羽根が見える。羽はビデオには残らないので、ワイヤーアクションで踊っているようにも見えた。
「「「お姉様、素晴らしいですわ〜」」」
佐祐理派の妹達も目を細めて見守る中、自分のオヤツで砂糖菓子で飲み物の娘を、これから毎日ペロペロできるので、佐祐理ちゃんも「にっこにっこに〜」だった。
仲が悪い親戚とか嫌いな娘も一緒だが、自分に懐いてくれる妹?も叔母もいるので、そこは気にしなかった。
人類か日本全てが絶滅するような穢詞は、委員長的にも受け入れられないはずだが、何の不平も言わずに、この後に何が起こるか知っている顔で巫女の一人として参列。
美汐とマコピーも気を失ったままで座らされ、栞や本日巫女になったヤンキー娘なども、舞と女帝には決して逆らえないのを学習しているので何も言わない。
多分香里が来た所で「え? あたしと川澄さんが、けっ、結婚っ! 相沢くんとも…(充電器はオマケ扱い)」で、妹と一緒で壁ドンされ『私の子供を産んで欲しいの』とか言われると、普段はタチでバリセメのくせに目も合わせられずに真
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ