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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
5章 文化祭
文化祭パートB 舞台
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「数年前の借りを返しに来たぞアーサー王」
「たかが従者のくせにこんなことをしていいと思っているのか」
「息子を滞在させて安心しきった同盟国に攻め入ることは良いことなのか王様よ」
「そのおかげで戦乱が急速に収まったではないか」
「戯言だ、あなたが教えてくれたことだ」
「何をだ?」
「この世はしょせん弱肉強食。力あるものが全てを得て愛や友情はしょせんはそれを得るためのエサでしかないと」
「それは違うぞ、私は私の国民を愛しているし、息子も愛している」
「違わない、俺は俺の野望のためにこの世と違うものと契約をした」
「まさか、魔族と」
「知らんなぁ、そうだ王様に献上するものがあった。」
「何をだ」
俺はマントを一回転をしてマントを翻して何かを出すふりをする。
首から下は黒装束の顔には血のりを垂らしたはやて演じるはやて王が前に立った。
「あんなに信頼していたのに・・・」
「世迷いごとを貴様が姫を渡しさえすればこんなことにはならなかったのではないか・・・国が滅んだのは貴様の力不足と認識不足だ。
つい先刻までは動乱の世界で安心しきった貴様が悪い」
「恨めしいぞ〜」
そのセリフを言った瞬間
俺はアリサの前を通りすがるように疾風を放った。
そして前を過ぎた瞬間アーサー王は倒れた。
「我が王よ根源は滅ぼしました。」
「うん、後は頼んだ」
「お任せを」
俺はマントをひるがえして一回転をしてはやては俺の方に向かって舞台袖に行った。
舞台は変わり王子たちの部屋の場面になった。
俺は王子の部屋に突入をした。
そこにはこの国の立役者である。
閃光の死神と畏怖されたフェイ王子と美しさが増したナノ姫がいた。
「ナノ姫を迎えに来たぞ」
「たかが死にぞこないの従者が私の所に来るとは、姫は私がいただいた。
父が私に下さったからだ」
「もうあの時の王子はいないのか?心残りはもうない」
フェイ王子はナノ姫の肩を抱きよせた。
「アヤなの?」
「はい我が姫」
「綾が生きてたって事は・・・」
「残念ながらみな死にました。私も一度は死にましたが、この世と違うものに契約をしまして」
「アヤもうやめて」
「それは姫の命令でもできません。みんな恨みのうちで死んでも死にきれない
怨嗟
(
えんさ
)
があるのです。」
「もう人が死んでいくのを見るのは嫌、あなたが流している涙を見たくないの」
「でも進むしかないのです。最後に聞く友人だと思った王子よ」
「お前を友人だと思ったことはない。ここまで来たのだ駄賃として聞いてやろう」
「ナノ姫を開放しろそしたら助けてやろう」
「それこそ世迷いごと、
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