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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
重頭脳級攻略
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・・・ちくしょうめ・・・。
『あ、シロガネ大尉も大歓迎なので前向きに検討してくださいね?』
『うえ?えあ、は、はい・・・。』ハハハ、急に話をふられたタケルが焦ってる・・・・ひとの事笑ってるからだな。
それにしても戦闘中でしかも強敵が現れたというのにこの余裕感・・・・。
さすがはオルキス軍最強部隊・・・というところなのかな。
そして、アントワープの命令一下、2機一組のロッテ隊形のジグレータは次第に人型BETAを圧倒し始め、どんどん与撃墜数を上げていく。
そして数分後、最後の1体は隙を見てすぐ近くにいたジグレータに攻撃を加えようとしたところを周囲の機体から集中砲撃を受け、ハチの巣にされて沈んだ・・・・。
さて、残るは重頭脳級1体―――――こいつがまたやっかいなのだが・・・・。
数機で近づくが、通常の個体よりはるかに大きく、かつ触手の数も倍くらいあるようで、破壊切断しても次から次へと触手を繰り出してくる。
と、ここでオルキス派遣軍司令部のオーダーにより情報部が用意してきた通信機材を使用して、重頭脳級との会話を試みることにする。
実は、エレミア星系へ侵入してきたBETAの重頭脳級が放ったと思われる通信波や、一時鹵獲した重頭脳級(危険なのでデータをとった後、速やかに処分された)などから得たデータをもとに翻訳が出来るようになった。
今回はそれを活用して重頭脳級を尋問する事になっている。
ただし、尋問と言っても軽い会話?確認の後、強制的にデータを抜き取るだけなのだが。
「応答せよ。我らは知的生命体であるヒト種。汝は誰の命にて我らと敵対するのか問う。」
『ガッガッピーーーー・・・・・・・・・チテキセイメイタイ・・・・ショウメイセヨ・・・・・セイメイタイ・・・・・ユウキカゴウブツ・・・・ケイソ・・・・ショウメイセヨ・・・・タンソ・・・・ムキブツ・・・・・セイメイタイ・・・・デハナイ・・・・・。』
チッ、まぁこれはわかっていた結果だけど、よほど自己中な珪素系クソ宇宙人が自分たちだけが唯一無二の生命体と信じてAIにインプットしている状態だよな・・・。
「我々の認める生命体とは有機化合物は炭素である。珪素は無機物。生物では無い。」
『ショウメイセヨ・・・・・ケイソハユウキカゴウブツ・・・・・・ジョウイソンザイニヨリミトメラレテイル。』
「上位存在の見解は誤りである。我々の認める生命体の主な構成要素は炭素である。」
『ミトメラレナイ・・・・セイメイタイのオモナコウセイヨウソハケイソデアル。』
・・・・・もうだめだこの、ポンコツAIめ・・・あとは強制的にデータを吸い上げるだけだな。
「シロガネ大尉、やってくれ。」
『ラジャー!』タケルは返事するやいなや、背面に装備していた大きい注射器のような形状の物体を重頭脳級の中枢
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