デート編美遊
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「....」
何故か待ち合わせをしている。お向かいだってのに駅前集合との事、なんでだろ
「ごめん...待った?」
「いや、そんなに、それで行きたい所とかあるのか?」
「うん、この映画なんだけど」
なになに....ってなのはと見たやつじゃないか拒否してもいいがせっかく美遊が提案してくれたんだ、受けてやるのが男ってもんだろ
「よし、行くか!」
「うん!」
美遊がなんか元気になった。それだけ心配してたんだろう
『何故お前が!?』
『奇跡だ!』
「....」
「...えーと美遊さん?」
「あんなのは奇跡じゃない」
否定したー!?
「えーとどの辺が奇跡じゃ?」
「まず主人公が消えた所、もうわかりきっている。それなのに引っ張ってはい生き返りましたなんて」
「....」
何も言えない...そりゃ確かにあんなに簡単に起こる奇跡もどうかと思うけどドラマだしさ?
なんて美遊に言っても通じないだろう
昼飯だけどラーメンとかじゃないよな?
「...」
クイクイっと袖を引っ張られる。見るとレストランを指差していた
「レストランか...悪くないな、行くか」
「うん!」
レストランに入るとどうやら高級レストランだったようで私服の俺達は目立って仕方なかった
なるだけ安いのにしとくか...パスタ...2日連続麺だけどパスタも悪くないな。
「美遊は決まったか?」
「うん、このきのこのパスタに」
「ん」
チリンとベルを鳴らす、するとすぐに店員が来る
「きのこのパスタひとつと明太子パスタひとつ」
「かしこまりました」
向こうの話をした。月の聖杯戦争の事を...隠す事もないと思い話した
最初は驚いてたけど次第に落ち着いて....あ、変な事は話してない。
すると料理がきた
「「いただきます」」
今日は昨日みたいな事もなく普通に食べる...が
「総刃...そっちの...食べていい?」
「ん?いいぞ、ほれ」
皿を差し出すが
「あ、その...食べさせてほしい」
「あー...まぁ今日1日言うこと聞くって事だしな。いいぞ、はい、あーん」
「あ、あーん...ん」
「どうだ?」
「...わからない...ドキドキして」
「そ、そうか///」
こっちまで恥ずかしくなってきた
「ゲームセンターか」
「...」
「やってみるか?」
「え?...うん」
この時言わなければよかったと後々思う
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