暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
4章 体育祭
体育祭午後1 100メートル決勝
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かたかが100mで息を切らしていた。
周囲がざわざわ言っている。
そりゃそうかどうやら初めの動作で何やら言っているみたい
順位はそのまま言ったけれど
退場したとき呼び出されてしまった。
俺はそのまま先生方の所に向かった。

「どうしましたか」

 体育の先生が俺の事をじっくり見ていた。

「南條」

「なんです?」

「今のレースはなんだ?」

「スタートに失敗して靴ひもが外れてたんですがそれが何か?」

「なんですかじゃないだろう」

「意味が解らないのですか?」

「何故はじめっから本気を出さない」

「本気で走りましたが?」

「あぁハンディキャップでな」

「それがイケませんか?」

「周囲の人を侮辱してまでやることか?」

「侮辱はしてませんよ私としてはただ」

「タダなんだ」

「私が強いっていう理由で組別対抗って6種目出てるんですよね」

「らしいな」

「それはよくて私のやったことはいけないというの?」

「言っている意味が解らないのだか?」

「私って結果がわかっている勝負事やりたくないのですよね」

 俺はもしかしたら勝負事をしていたので熱くなっていたのかもしれない。

「戦略だと言われたらそれまでですが楽して勝とうっていうことはよくないでしょう。それに初めから本気で走っても私が面白くない」

「あぁ、だが」

「だがもくそもないでしょう。私は言った結果はどうなるかわからないって聞いていませんか?」

 この体育の先生は担任でもあったから知っているはずだ。

「ならこれからの総合リレー以外私は棄権しますのでよろしく」

「勝手なことを言うな」

「勝手だなんて先生が約束を破るからでしょう」

「あれはクラスの事約束で俺としたわけじゃないだろう」

「あれ先生ってば1組の担任ではなかったですか?」

「当たり前だろう」

「クラスのやり取りを見ていて止めなかったくせに結果は止めるふざけるな。」

「年長者に向かって」

「あぁ大方私の記録を知りたかったんでしょ?姑息すぎる」

「はいはい二人ともそこらへんで」

 本当にいいところで止めてくれる

「だが学園長」

「一人の生徒にこれだけ出るのはいかがだとそれを知って止めなかった先生にも日はあると思いますよ」

「スポーツの理念を」

「だ・か・ら」

「綾さんもストップ。綾さんも何か言われると知っていたのでしょ」

「まぁ、最悪呼び出しを食らうかなっと」

「体育祭は授業の一環なんです。本当なら注意なんですが、確かに今回はこの件は不問といたします。これ以上のレースはいかがしますか?」

「先ほども言いました
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