4回戦2日目 6対2
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「それにしてもあのサーヴァント、余程の自信があるのか、それとも狂戦士の如く狂っているのか自信満々に自分の出自を語っていたな」
「うむ、無辜の怪物と創作されながらもと言っていたな」
「もう分かっちゃいますよね〜真名」
「俺は英霊に詳しくないから分からないんだが」
「なに、簡単だ、無辜の怪物とは生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられなった怪物。能力・姿が変貌してしまう固有スキルだ。そしてあのサーヴァントは槍を持っていた。聞いた事がないかね?串刺し公と言うのを」
「串刺し公...吸血鬼?」
「そうだ、人間が創作物によってこうだったという現実を否定し書いた結果サーヴァントにそれが乗っかったのだよ」
いろいろ大変なんだな英霊って、というか英雄はみんないい人生をおくってない気がする
「つまりヴラド三世です」
知らないなぁ
「真名は分かったがかといって宝具が分かったワケではない」
「大方予想はつくけどね。串刺し公なんだから串刺しでしょ」
「さてと」
「何処かに行くのか?」
「ラニのところにね」
マイルームを出る、すると
「あ痛た!?」
「痛いのはこっちの台詞よ!」
マイルームの目の前で凛さんが立っていた
「何かようですか?」
「どうせラニのところにいくんでしょう?ならついていこうと思って待ってたのよ」
さいですか、まぁ昨日はラニさんは凛さんの事気にしてなかったし大丈夫だろう
「失礼します」
「あ、総刃さん、待ってますよ。彼女」
ラニさんが?
「....」
沈黙かい
「私には感情が分からない。でも」
「師が言っていたのが貴方だとすればきっとこの結末にも意味がある...貴方の戦い、お手伝いさせてください」
「あぁ、もちろん」
立ち直ったみたいだ。よかったよかった
「私も忘れないでくれる?」
「凛さんはこれからどうするつもりなんですか?」
「そりゃ総刃のバックアップよ」
となると6対2?...我ながら卑怯だな
「いい?私達はなんとしてでも総刃を勝ち上がらせないと行けない。足引っ張らないでね?」
「それはこちらの台詞です。総刃さんは私がサポートします」
なんか燃えたぎってるし
「相手の情報は分かってるの?」
「はい、ヴラド三世と睨んでます」
「え!?もう真名までたどりついたの!?」
「敵が自分の人生語ってくれましたから」
「そうなのですか」
しかし強いのには変わりないんだよな
「いいわ、こっちで調べてみる」
「私はそれを聞いて対策を練ります」
「ありがとう二人とも」
「貴方に
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